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カルミナ四重奏団 名古屋公演レポート モーツァルト「レクイエム」再び!

2015年12月4日
トリトン・アーツ・ネットワークが招聘しているスイスの弦楽四重奏団、カルミナ四重奏団のツアーレポートです。

12月2日(水)の新潟公演に引き続き、3日(木)は、名古屋公演でした。300席の親密な空間、宗次ホールでのプログラムは、モーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」とベートーヴェンの弦楽四重奏曲第4番、そして後半は、今回のツアーのメイン、モーツァルトの「レクイエム」(弦楽四重奏版)です。

モーツァルトと同時代のリヒテンタールが弦楽四重奏に編曲したものを、カルミナ四重奏団がさらにアレンジを加えているこの「レクイエム」。4人で演奏することにより、様々な声部がはっきりと聴こえてきます。リヒテンタールは、CDなどがなかった時代に、コンサートで演奏されるためというより、この曲を聞いたことのない人にもより気軽に紹介できるように編曲したそうです。30年以上も第一線で活躍してるカルミナ四重奏団は省かれていた合唱パートを復活させるなどして、これを、弦楽四重奏としてホールで演奏するに足るよう、見事に生まれ変わらせています。

リハーサル
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本番(写真提供:宗次ホール)
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「レクイエム」演奏後は、しばしの沈黙の後、ブラボーも含めた大きな拍手をいただきました。なお、宗次ホールのfacebookには他の写真とコメントもアップされていますのでぜひご覧ください!

サイン会
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演後のサイン会にも多くの方に来ていただきました。中には「カルミナ四重奏団が初来日した20年以上前から聴いています」というお客様も。

記念写真撮影(写真提供:宗次ホール)
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いよいよ12月5日(土)には東京・第一生命ホールで「レクイエム」のお披露目です。モーツァルトの命日に、他では聴けないカルミナ四重奏団ならではの「レクイエム」をじっくりとお楽しみいただければと思います。

公演情報クァルテット・ウィークエンド 2015 - 2016
カルミナ四重奏団~モーツァルト「レクイエム」
日時:2015年12月5日(土) 14:00開演
会場:第一生命ホール
曲目:
モーツァルト:バッハの作品による6つの前奏曲とフーガK404aより第1番ニ短調(弦楽三重奏)
モーツァルト:弦楽四重奏曲ハ長調K465「不協和音」
モーツァルト(リヒテンタール編):レクイエム ニ短調K626(弦楽四重奏版)
当日券は12/5(土)13:00より第一生命ホール入口で販売予定です。
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