4人の才能あふれるピアニストがそれぞれ持ち味を発揮し、昨年も大好評だった「ピアノ・オールスターズ」。2回目となる今年は、生誕150周年を迎えたラフマニノフの作品を特集。
今回出演するのは国際コンクールでの経歴も華々しい、今泉響平さん、太田糸音さん、尾崎有飛さん、桑原志織さんの4人。
プロフィールだけではご紹介しきれない魅力を、動画と共にお一人ずつご紹介したいと思います。
ブログ3回目にご紹介するのは尾崎有飛さんです。
要注目のピアニストを動画と共にご紹介① 今泉響平さん（リンク）
要注目のピアニストを動画と共にご紹介② 太田糸音さん（リンク）
要注目のピアニストを動画と共にご紹介④ 桑原志織さん（リンク）
――日本人離れしたスケール感、尾崎有飛
デビュー時に「ラフマニノフの再来」とも賞され、超絶技巧から精緻な表現まで広大なスケール感で多彩に表現する尾崎有飛さん！
フランツ・リスト国際ピアノコンクール（オランダ）や、浜松国際ピアノコンクールなど国内外のコンクールを始め国内外の国際コンクールで受賞を重ねられ、現在は昭和音楽大学で後進の指導・育成にも力をいれていらっしゃいます。
昨年のピアノ・オールスターズに出演した尾崎未空さんのお兄様でもあります。
2007年のピティナ特級で優勝時に演奏された、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。16年を経た今聞いても鮮烈です！
「尾崎さんのリストが好き」という声も多数。
12月3日のコンサートのリクエストコーナーで（リクエストは締め切りました）、超絶技巧練習曲第8番「狩」を弾いてくださいます！
尾崎さんによるラフマニノフのピアノ・ソナタ。デビュー時からさらに深められた、充実の演奏。それにしても指が長くてラフマニノフみたいな手！
■■■公演情報■■■
ごほうびクラシック第8回 年末スペシャル
ピアノ・オールスターズII
4人のピアニストが描く「ラフマニノフの肖像」
日時：2023年12月3日（日） 15：00開演
会場：第一生命ホール
出演：今泉響平／太田糸音／尾崎有飛／桑原志織（ピアノ）
司会：飯田有抄（クラシック音楽ファシリテーター）
曲目：
【第1部】皆さまのリクエストで決定！ ピアノ名曲の花束
―― 演奏曲決定！ 沢山のご応募ありがとうございました。
ショパン：華麗なる大円舞曲 Op.18（今泉）
ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 「テンペスト」 Op.31-2 より 第3楽章（尾崎）
リスト：超絶技巧練習曲 第8番 ハ短調 「狩」 S139/R2b-8（尾崎）
リスト：ラ・カンパネラ S.141/R.3b-3（桑原）
J.S.バッハ：インヴェンション 第14番 変ロ長調 BWV 785（太田）
シューマン＝リスト：献呈 S566/R253（太田）
ショパン：バラード第1番 ト短調 Op.23（今泉）
※4人のピアニストが、バッハ、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リストの作品からリクエストにお応えしてお届けします！
【第2部】生誕150周年・ラフマニノフの世界
ラフマニノフ＝ルーウェンサール：ここは素晴らしい場所（今泉）
J.S.バッハ＝ラフマニノフ：無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006より プレリュード／ガヴォット／ジーク（今泉）
クライスラー＝ラフマニノフ：愛の悲しみ（太田）
ラフマニノフ：前奏曲集 Op.32より 第5番 ト長調 ／幻想的小品集 Op.3より 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」／練習曲集「音の絵」Op.39より 第5番 変ホ短調 （尾崎）
ラフマニノフ：ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36より 第2・3楽章（桑原）
ラフマニノフ：組曲 第2番 Op.17より ロマンス／タランテラ（太田＆桑原）
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