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とりさん と トンちゃん ~アンサンブルってなあに? Op. 3-3
≪この4人だからこそのアンサンブル ~ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット インタビュー≫の巻

2021年3月25日

とりさんとトンちゃん.jpg5月に第一生命ホールであるサックス四重奏のコンサートを一緒に聴きに行くことにした、とりさんとトンちゃん。前々回、前回に引き続き、出演者のザ・レヴ・サクソフォン・クァルテットの皆さんへのインタビューの場に同席中です。

前々回のブログ≪それぞれの楽器・パートの面白いところは?≫Op. 3-1はこちら

前回のブログ≪アンサンブルの秘訣は?≫Op. 3-2はこちら

トリトンアーツ:1人ではなく4人で一緒に演奏する魅力は何でしょうか?

トリミング小_田中奏一朗DSC_1933_(C)Ohsugi.jpg

田中さん:僕らはお互いに主張しあえる自由度が高いグループだと思っていて。
それぞれの主張を介すことで音楽の力が倍増しているというのが僕らの魅力で、それは一人では生み出せない音楽だと思います。

トリミング小_都築 惇DSC_1905S._(C)Ohsugi.jpg

都築さん:どの曲も毎回新鮮さをもって演奏ているのがレヴの持ち味。
例えば、何度も演奏したことがある≪G線上のアリア≫も、その時その場で毎回違った≪G線上≫が演奏できるという新鮮さがあって、お互いの呼吸を感じながら、今日あったことを皆で話すように演奏しているんです。
4人の会話をききに来るような感じで演奏会に来ていただければ。

小トリミング_宮越悠貴DSC_1951_(C)Ohsugi.jpg

宮越さん:都築さんが言ったように、僕たちが4人でご飯を食べたり飲んだりする時の会話の感じと、ステージ上での音での会話の感じって、多分同じだと思うんですね。
誰かが音で話を投げた時に、それに乗るか、裏切るか、ツッコむか、ボケるかによって音楽の活き方が全く変わる。なので、同じプログラムでも今日と明日では全然違います。それがレヴで吹いていて楽しいところで、聴いている人に面白がってもらうには、まず僕たち自身が面白く感じる音楽でないと、と思っています。
毎回違う、その場限りの爆発力をぜひ楽しみに来てください!

小トリミング_上野耕平DSC_2072_(C)Ohsugi.jpg

上野さん:僕にとっての、いつもの場所ですね。
僕の場合、演奏回数で言ったらピアノとデュオで演奏することが一番多くて、毎回共演者によって違った楽しみがあってとても刺激的なんですけれど、レヴは帰ってくる場所みたいな感じがあって。
でも、毎日一緒じゃないっていうね。これがまた面白いところで、常に家の中では色んなことが起こっている(笑)だから頻繁に演奏する曲でも毎回違うドラマがあって。それが病みつきになるところですね!

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とりさん:皆さん、気心が知れた親しい仲間という感じだったね! アンサンブルには信頼関係も大事なんだね。

トンちゃん:同じ曲を演奏しても毎回違うって、ライブじゃないと味わえないうま味だよなあ。

とりさん:5月の演奏会に関する詳しいお話は、音楽ライターの山野雄大さんによるインタビュー記事(こちら)で読めるんだって!

トンちゃん:コンサートがたのしみだなあ!

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雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第25回
ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット
(サックス四重奏)

■日時:2021年5月14日(金)11:15開演
■会場:第一生命ホール
■出演ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット(サックス四重奏)
[上野耕平(ソプラノ・サクソフォン)宮越悠貴(アルト・サクソフォン)都築 惇(テナー・サクソフォン)田中奏一朗(バリトン・サクソフォン)]
山野雄大(プレトーク、音楽ライター)
■曲目
稲森安太己:ふるさと狂詩曲
フランセ:小四重奏曲
シャーウィン:バークリースクエアのナイチンゲール
坂東祐大:Mutations: A.B.C.
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op. 56a

詳細は こちら

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