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とりさん と トンちゃん ~アンサンブルってなあに? Op. 3-2
≪アンサンブルの秘訣は? ~ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット インタビュー≫の巻

2021年3月22日

とりさんとトンちゃん.jpg5月に第一生命ホールであるサックス四重奏のコンサートを一緒に聴きに行くことにした、とりさんとトンちゃん。前回に引き続き、出演者のザ・レヴ・サクソフォン・クァルテットの皆さんへのインタビューを横で見学中です。

前回のブログ≪それぞれの楽器・パートの面白いところは?≫Op. 3-1はこちら

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写真左から都築惇さん、宮越悠貴さん、上野耕平さん、田中奏一朗さん

トリトンアーツ:皆さんは他の楽器も吹けるのですか? パートの入れ替えも可能なのでしょうか?

宮越さん:大学時代に受けた室内楽の授業の中で4人とも、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、ひと通り勉強したと思いますが、カルテット(=クヮルテット、四重奏)の場合は「楽器を吹ける」ということとは別に、それぞれのパートの役割というものがあります。
前にレヴで、遊びでパートを交代してみたことがありましたが、演奏がぐちゃぐちゃになってしまって、アンサンブルが成立しませんでした。
パートの入れ替えはそう簡単には出来ないですね。

トリトンアーツ:お一人お一人違う個性を発揮していきいきと演奏されていて、なおかつ息ぴったりなのが驚きです! 何か秘訣があるのでしょうか?

都築さん:長く一緒に演奏してきた時間によるところが大きいのかな、とは思いますが、オーケストラで演奏しているときも、吹奏楽のときも、「呼吸をあわせて演奏する」というのはまず一番大事なのかなと思います。
目で見て、動きを見て、指を押す瞬間をねらっていくと難しいので、点で合わせるというか全体で合わせないと難しいので。

トリトンアーツ:演奏中の並びは、左からソプラノ、アルト、バリトン、テナーですね。何か理由・こだわりがあるのですか?

田中さん:ジャンルを問わずベースラインが音楽の流れを先導しているので、バリトンが真ん中に近いところにいたほうが、バランスをとりやすいのではないかと考えています。グループによって並び方はそれぞれで、アルトとテナーの位置が僕たちとは逆の所もありますね。

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とりさん:アンサンブルでは、上手に楽器を演奏出来ればよいだけじゃなくて、それぞれの役割と、皆と呼吸をあわせることが肝心なんだね!

トンちゃん:役割を活かしたり、呼吸をあわせるためには、並び方も重要みたいだよ!

インタビューはつづきます! 

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雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第25回
ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット
(サックス四重奏)

■日時:2021年5月14日(金)11:15開演
■会場:第一生命ホール
■出演ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット(サックス四重奏)
[上野耕平(ソプラノ・サクソフォン)宮越悠貴(アルト・サクソフォン)都築 惇(テナー・サクソフォン)田中奏一朗(バリトン・サクソフォン)]
山野雄大(プレトーク、音楽ライター)
■曲目
稲森安太己:ふるさと狂詩曲
フランセ:小四重奏曲
シャーウィン:バークリースクエアのナイチンゲール
坂東祐大:Mutations: A.B.C.
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op. 56a

詳細は こちら

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