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スタッフBLOG トリトン・アーツ・ネットワークの公演活動やコミュニティ活動の最新情報をスタッフがお届けします。

第一生命ホール15周年記念ガラ・コンサート
吉野直子さんとトリトン・アーツ・ネットワーク

2016年11月11日

いよいよ11月20日に「第一生命ホール15周年記念ガラ・コンサート」が迫ってまいりました。

出演者の皆さまは、私たちトリトン・アーツ・ネットワークの2本の柱である「ホール事業」や「コミュニティ事業」で、これまでもお世話になってきた方ばかり。どんな活動でごいっしょしてきたのか、ブログで何回かに分けてご紹介しています。

今回ご紹介するのは、ハープ奏者の吉野直子さん。
これまでに第一生命ホールの主催公演では、高校生とのプロジェクト「ティーンエイジャーコンサート」や、「クラシックはじめのいっぽ」でのリサイタル、室内楽ではクァルテット・エクセルシオとの共演、「ニューイヤー・ガラ・コンサート」で協奏曲...と実に様々な企画でごいっしょしています。

最近では、子育て支援コンサートで、共演者の選定から、音楽と絵本を組み合わせた「うきわねこ」の構成までお世話になり、子どもたちだけでなく大人の心にも訴えるすばらしい舞台を創り上げてくださいました。

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当初、今回の15周年ガラ・コンサートを考えたとき、モーツァルトの室内楽には、ハープの曲がなくて残念、と思ったのですが、実はこの「うきわねこ」の冒頭で演奏された曲が、グラスハーモニカのために書かれた五重奏曲「アダージョとロンドK617」の「ロンド」でした。

共演者としては、それぞれ私たちがお世話になっている演奏家の皆さま、

フルートは「うきわねこ」にもご出演いただいた佐久間由美子さん、
ヴァイオリンは「トリトン晴れた海のオーケストラ」コンサートマスター矢部達哉さん、
ヴィオラは、オープン当初よくロビーコンサートにも出演していただいていた川本嘉子さん、
チェロは、ビバチェロコンクールに優勝して記念リサイタルを行った横坂源さん、

にお願いすることができました。この豪華な組み合わせは、ここだけ!

5人の演奏家の皆さまが、1曲だけではもったいないので、トリオとデュオに分かれての演奏もお願いしています。

吉野直子さんが演奏するのは以下の2曲です。

モーツァルト:
ソナタ ハ長調 K14(吉野、佐久間、横坂)
アダージョとロンドK617(吉野、佐久間、矢部、川本、横坂)

「ソナタK14」は、モーツァルトが8歳のころに書いたもの、そして「アダージョとロンドK617」は最期の年に書いたものです。

ガラ・コンサートでは、ほぼモーツァルトが作曲した順にプログラムを組んでいますので、ハープの美しい音とともに、神童の生涯に想いを馳せながら聴いていただくのもよいですね。どうぞお楽しみに!

(たな)


室内楽の魅力 モーツァルト 第1回
第一生命ホール15周年記念ガラ・コンサート
2016年11月20日(日)14:00開演

■プログラム&出演者161120_Mozart1_top.jpg
《オール・モーツァルト・プログラム》
ソナタ ハ長調 K14 吉野直子(ハープ) 佐久間由美子(フルート) 横坂源(チェロ)
「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲ト短調K360 松原勝也(ヴァイオリン) 仲道郁代(ピアノ)
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K423 矢部達哉(ヴァイオリン) 川本嘉子(ヴィオラ)
弦楽四重奏曲 ハ長調K465「不協和音」より第1・4楽章 (ウェールズ弦楽四重奏団)
ピアノ・ソナタ ハ長調K545 仲道郁代(ピアノ)
ディヴェルティメント変ホ長調 K563より第2楽章 松原勝也(ヴァイオリン) 伊藤慧(ヴィオラ) 西山健一(チェロ)
アダージョとロンドK617 吉野直子(ハープ) 佐久間由美子(フルート) 矢部達哉(ヴァイオリン) 川本嘉子(ヴィオラ) 横坂源(チェロ)
グラドゥアーレ「天主の御母なる聖マリア」K273 (東混ゾリステン、ウェールズ弦楽四重奏団)
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K618 (東混ゾリステン、ウェールズ弦楽四重奏団)

■料金
S席¥6,000 A席¥5,500 B席¥4,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)

■公演詳細は こちら
■公演のご紹介は こちら

【チケットのご予約・お問い合わせ】
トリトンアーツ・チケットデスク TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)
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