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エルデーディ弦楽四重奏団による
イタリア・プログラムのクァルテット・ウィークエンドvol.3

2014年2月13日

 2月16日のエルデーディ弦楽四重奏団の公演、メインにはヴェルディの弦楽四重奏を演奏します。

 オペラの巨匠ジュゼッペ・ヴェルディが、弦楽四重奏曲を残していたことをご存じですか?
ヴェルディ作のオペラ作品はいくつも思い浮かぶと思いますが、弦楽四重奏曲をたった1曲だけ残しています。
 この作品は、「アイーダ」上演を前にナポリに滞在していた時の事、主役のソプラノ歌手が病気で公演延期になったためにあいた時間を使って、作曲したとの記録が残っています。
 なぜ弦楽四重奏曲だったのでしょうか?その理由は今となっては分かりませんが、弦楽四重奏曲への強い創作意欲があったのでしょう。
「非常によくできた作品です。終楽章などは音がとりにくく難しい。斬新なことに挑戦して作曲している。かと思えば、オペラとまったく同じようなヴェルディ節が楽しめるところもあります。」(蒲生さん)
 オペラ作曲家ヴェルディならではの手法もみられ、イタリア・オペラが好きな方が聴けば、「ああヴェルディだね」と、すぐにわかる音楽です。
 昨年の生誕200年の記念イヤーに、さまざまなオペラをご覧になった方も、弦楽器のみで表現される弦楽四重奏曲を楽しんでみませんか?


〈クァルテット・ウィークエンド〉
エルデーディ弦楽四重奏団
~生誕200年を迎えたヴェルディと近代イタリアの名作たち
日時:2014年2月16日(日)14:00
会場:第一生命ホール
出演:エルデーディ弦楽四重奏団
蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志(ヴィオラ) 花崎薫(チェロ)
料金:一般¥3,500 シニア¥2,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
公演詳細は こちら

 

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