いよいよ11月。第一生命ホール15周年記念ガラ・コンサートが近づいてまいりました。
出演者の皆さまは、私たちトリトン・アーツ・ネットワークの2本の柱である「ホール事業」や「コミュニティ事業」で、これまでもお世話になってきた方ばかり。どんな活動でごいっしょしてきたのか、ブログで何回かに分けてご紹介したいと思います。
まずは、ピアニストの仲道郁代さん。第一生命ホール主催公演にももちろん何度もご出演いただいており、フォルテピアノと現代のピアノの弾き比べなど、興味深い企画をなさっています。
また、5年前の「10周年記念ガラ・コンサート」にも、ピアノ・ソロと、ピアノ三重奏でご出演いただいています。
コミュニティ活動としては、音楽をお届けする「アウトリーチ」で、ホール近くの小学校の4年生を対象に3回訪問し、音楽の魅力を伝える工夫をこらしたプログラムを行ってくださいました。
仲道郁代さん小学校アウトリーチのレポートはこちら
アウトリーチや子どもたちに向けたコンサートでも、何にでも全力に取り組むその真摯な姿勢とあたたかなお人柄が、子どもたちをすぐにひきつけてしまいます...!
今回の「15周年記念ガラ・コンサート」は、オール・モーツァルト・プログラムですが、ピアノ・ソロと、ヴァイオリンの松原勝也さんとのデュオが予定されています。
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ ハ長調K545(仲道)
「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲ト短調K360(松原、仲道)
モーツァルトお気に入りだったシュタイン・モデルのフォルテピアノも所蔵し、ますます表現を深める仲道さんは、まさに今回のモーツァルトの室内楽ばかりを集めたガラ・コンサートにぴったりです。どうぞお聴き逃しなく。
(たな)
室内楽の魅力 モーツァルト 第1回
第一生命ホール15周年記念ガラ・コンサート
2016年11月20日(日)14:00開演
■プログラム&出演者
《オール・モーツァルト・プログラム》
ソナタ ハ長調 K14 吉野直子(ハープ) 佐久間由美子(フルート) 横坂源(チェロ)
「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲ト短調K360 松原勝也(ヴァイオリン) 仲道郁代(ピアノ)
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K423 矢部達哉(ヴァイオリン) 川本嘉子(ヴィオラ)
弦楽四重奏曲 ハ長調K465「不協和音」より第1・4楽章 (ウェールズ弦楽四重奏団)
ピアノ・ソナタ ハ長調K545 仲道郁代(ピアノ)
ディヴェルティメント変ホ長調 K563より第2楽章 松原勝也(ヴァイオリン) 伊藤慧(ヴィオラ) 西山健一(チェロ)
アダージョとロンドK617 吉野直子(ハープ) 佐久間由美子(フルート) 矢部達哉(ヴァイオリン) 川本嘉子(ヴィオラ) 横坂源(チェロ)
グラドゥアーレ「天主の御母なる聖マリア」K273 (東混ゾリステン、ウェールズ弦楽四重奏団)
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K618 (東混ゾリステン、ウェールズ弦楽四重奏団)
■料金
S席¥6,000 A席¥5,500 B席¥4,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)