チャイコフスキーというと、どんな作品を思い浮かべますか?
交響曲第6番「悲愴」や、CMで使われ一躍有名になった「弦楽セレナーデ」、もしくはバレエ音楽の「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」とお答えになる方も多いのでは?
11月9日の上原彩子ピアノ・リサイタルは、オール・チャイコフスキー・プログラムでおおくりします。
ピアノ・リサイタルでオール・チャイコフスキー・プログラムはめずらしいかと思いますが、ロシアものを得意とする上原彩子さんならではのプログラムではないでしょうか?
この度、全演奏プログラムが決まりましたのでお知らせします!!
四季Op.37bis
プレトニョフ編:組曲「くるみ割り人形」 より
「こんぺい糖の踊り」「中国の踊り」「ロシアの踊り-トレパック」
グランド・ソナタ ト長調Op.37
まずは、「四季Op.37bis」。
1年のそれぞれ、12の月の風景をピアノ曲で描写した12曲からなる作品。上原彩子さんもアンコールなどで一部を取り上げているそうですが、こうして12曲すべてを演奏する機会はなかなか無いそうです。
まだ10歳頃に、「四季」の中の「5月」を練習していた事があり、何度もやり直しと言われた、思い出の作品でもあるとの事。
そして、チャイコフスキーといえば、やはりバレエ音楽という方もいらっしゃるでしょう。
組曲「くるみ割り人形」 から「こんぺい糖の踊り」「中国の踊り」「ロシアの踊り-トレパック」が追加でプログラムに加えられました。
バレエでは、お菓子の国での歓迎の場面で、それぞれ印象的な踊りが演じられます。目を閉じて音楽を聴いているだけで、華やかな踊りの場面が目の前に浮かんでくるようです。
ピアノで聴く「くるみ割り人形」というのも楽しみですね。
最後は、グランド・ソナタ ト長調Op.37です。
グランド・ソナタは、上原彩子さんがデビューCDでも演奏した作品。2003年のデビュー当時は、度々演奏の機会があったそうですが、久しく弾いていないという事で、新たな気持ちで取り組みたいと意欲的です。
上原彩子さんの演奏するチャイコフスキーの世界をぜひお楽しみに。
音楽のある週末 第16回
上原彩子ピアノ・リサイタル
日時:11月9日(土)14:00
会場:第一生命ホール
料金:S席¥5,000 A席¥4,500 B席¥3,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
トリトン・アーツ・ネットワーク・チケットデスクにて好評発売中。
TEL: 03-3532-5702(平日11:00~18:00)
公演詳細は こちら