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今最も注目すべきソプラノ歌手・小林沙羅さんインタビュー その1
小林さんのインタビュー記事の連載(全5回)を始めます!

2015年8月10日
素敵な笑顔と、輝く美声をたっぷりと。今最も注目すべきソプラノ歌手、小林沙羅さんが《雄大と行く 昼の音楽さんぽ》第3回に登場します。
お昼の時間帯に一流演奏家のみなさんをお迎えして、クラシック音楽をもっと身近に楽しんでいただこうというこのシリーズ。ご案内役の山野雄大さん(音楽ライター)によるインタビューの模様を、当ブログにて連載いたします。
連載は全5回、毎週火曜日に更新予定です!

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こだわりの選曲で小林沙羅の現在を聴く!
小林沙羅が演奏活動の3つの柱とする〈ドイツ歌曲〉、〈日本歌曲〉、〈イタリアのオペラや歌曲〉の全てから選曲。さらに、公演のある10月を感じて頂けるようにと、共通したテーマとして"月"にまつわる曲も!!

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©山野雄大

山野:今回の≪昼の音楽さんぽ≫では、バラエティに富んだ素敵な選曲を聴かせて下さいますが、どのように選曲されたのでしょうか?

小林:すごく悩みましたよ、とても!(笑)かなり長い間考えました。
今、私は演奏活動に3つの軸をもっています。〈ドイツ歌曲〉〈イタリアのオペラや歌曲〉、そして〈日本歌曲〉。今回はその3つ全部を入れたいなと思い選曲しました。
まずドイツ歌曲はずっとウィーンで勉強してきたものを。
イタリアにも毎年のように行って勉強しており、最近はウィーンに飛んだらすぐにイタリアに行き、オペラを中心に勉強しています。
それから、学生時代からずっと日本語を大事にしていて、詩を朗読したり、仲間と一緒に日本の詩で新作を創るという活動もしています。また、2007年に初めてリサイタルをさせていただいて以来、毎年のように行っている長野県の小布施町では、いつも様々な日本歌曲を取り上げています。
通常のコンサートでは2部構成になり、休憩が途中で入るので、3つもテーマを入れようとすると流れが難しくなり、2つか1つに絞っているのです。でも今回は休憩なしの90分、自由に構成を決められるということで、山野さんがプログラム構成にあわせてお話を入れてくださるとうかがったので、それならばと3部構成にしてみました。

それから、今回は秋の公演なので、3つの柱に〈月〉にまつわる曲を入れているのです。シューマン《ことづて》にも月が出てきますし、日本歌曲で大好きな曲、本居長世《白月》を。イタリア歌曲ではベッリーニ《優雅な月よ》、マスカーニ《月》などを歌います。

(つづく)

この続きは、8月18日(火)に当ブログへ更新予定!
次回の連載もお楽しみに!

(スタッフ・みや)

雄大と行く 昼の音楽さんぽ
第3回 小林沙羅 麗しきソプラノの旅
日時:2015年10月6日(火) 11:00 開演(12:30終演予定)
会場:第一生命ホール
出演:小林沙羅(ソプラノ) 河野紘子(ピアノ) 山野雄大(ご案内)
料金:■一般¥2,000  ■2公演(第3・4回)セット券¥3,000
■お友だち割¥1,500(同一公演3枚以上で1枚あたり)

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