SQWシリーズ > 2006.3
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
これほどひとつの調性が意識された演奏会もめずらしいことではないだろうか。
エルデーディ弦楽四重奏団によるメンデルスゾーン全曲演奏会の第1回は、変ホ長調に始まり変ホ長調に終わる演奏会であった。同じ調性ばかり集めるのは、ややもすると響きが似通ってしまうから「取り扱い注意」だが、うまくやれば逆に、同じ調性の中に幾重もの異なった音色が存在していることを、よりはっきりと理解させることができる。エルデーディの演奏はもちろん後者だった。彼らはひとつひとつ音楽の糸を丁寧に紡いで、繊細なニュアンスの違いも細やかに描き出していた。
今回弾かれた三つの弦楽四重奏曲は、前半に二つの変ホ長調、後半にホ短調の作品、そして最後のアンコールに、作品番号のない四重奏曲の一部が演奏されたが、これが再び変ホ長調だったのだ。たとえ曲を知らなくても馴染みやすく思えるのは、ヴィオラの桐山健志さんがプログラムの解説で指摘したように、変ホ長調を聴くとメンデルスゾーンの場合、弦楽八重奏曲を想起するからだろうし、ホ短調はヴァイオリン協奏曲をイメージするからだろう。
第1番変ホ長調(作品12)は蒲生克郷さんの第1ヴァイオリンに特に、みずみずしさを感じた。少しずつクレッシェンドしながら一足に駆け上がってテーマを朗々と歌い上げるところには心地よい緊張感があった。第4楽章の後半は、ほぼまるまる第1楽章からの引用で、曲の終わりもまったく同じである。重苦しいヘ短調の圧迫感から、雲間から陽光が射しこむように変ホ長調に戻ったときの解放感は、何と穏やかで満たされたものであることだろう! 最後に木の葉が舞い降りるようにひらひらと静かに音楽がピアニッシモに収斂していくときの、心地よい穏やかさは見事だった。
第5番変ホ長調(作品44-3)は第1番と同じ変ホ長調で、まるでその写し絵のようにも思えてくるが、個々の楽器が第1番以上に緊密なアンサンブルを保ちつつ、チェロもヴィオラも主張し始める。2楽章に各々の楽器にそれぞれ現れる半音階的進行には4人のアンサンブルが強く意識されているのが伝わってきたし、第3楽章でも和音のバランスを慎重に音を選んでいるのがよく分かった。
休憩を挟んだ後半、第4番ホ短調(作品44-2)の1楽章においても、ト長調の第2主題に移る直前の和音の繊細な動きを、四人の奏者はきわめて慎重にひとつずつ響きを確かめるように丁寧に弾いていた。休憩前の前半以上に表現が細かく、音量を抑えていくポイントを緻密に計算しているという印象を受けた。それは2楽章の小洒落たピチカートにも現れていた。叙情的で美しい旋律を持つ3楽章は、この日の演奏の白眉だったと思う。蒲生さんのヴァイオリンといい、それに続いて朗々と歌い上げた花崎さんのチェロといい、最後のヴァイオリン二人の静かにゆらゆらと舞い降りる様子といい、ここでも第1番で聴いたような充溢した穏やかさに浸ることができた。3楽章を終えてそっと弓を下ろした蒲生さんが、うんうんとうなづいていたのも得心されよう。
4楽章が駆け抜けるように終わると、ブラヴォーという数がかなり多かったので驚いてしまった。聴衆の反応もとてもよかったみたいだ。メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲をこれほどまとまった形で聴けること自体、素晴らしいことだと思う。次回の5月の第2回もとても楽しみである。
公演に関する情報
〈クァルテット・ウェンズデイ#47〉
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
日時: 2006年3月29日(水)19:15開演
出演者:エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷/花崎淳生(Vn)、桐山建志(Va)、花崎薫(Vc)]
演奏曲:
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調作品12、
第5番変ホ長調作品44の3、第4番ホ短調作品44の2
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
エルデーディ弦楽四重奏団のメンデルスゾーン(第1回)を聴いて
エルデーディ弦楽四重奏団のSQW約一年振りの登場を聴きました。前回はハイドン生涯最後の弦楽四重奏曲9曲を全3回で集中度の高い演奏を聴かせて頂きました。今回は、回数こそ2回ですが、同様若しくはそれ以上に大変そうな(素人目に)メンデルスゾーンの番号付6曲で、その第1回でした。演奏された作品は、順番に第1,5,4番。
前回も、また、SQWに登場する多くのクァルテットが「全集」や「選集」という形で一人の作曲家の作品を集中して取上げていますが、なかなか大変な事だと思います。集中して演奏するからこそその作曲家特有のものが醸し出されるかと思いますが、その中で個々の作品の個性を表現されるのはクァルテットの腕の見せ(聴かせ)所ではないかと思います。実演でこの様な形で聴けるのは、作品ごとの個性などを、聴き逃すまいと、楽しみながら必死に聴ける醍醐味が味わえるのも魅力の一つです。また、その作曲家の世界に浸れるのも嬉しいところでしょうか。
今回、聴く際に気にしたいと思っていたのはパート・バランス。メンデルスゾーンの作品に良く現れるフーガやメロディのバックとなる、音の刻みや移弦を多用した反復音型がどの様に聞えるのか、この辺りが特に聴いてみたく、楽しみな所でした。フーガもある特定のパートだけが目立つのではなく、全パートがここぞという時に主張するのは、実演では聴かせ所であり、また、難しい所でもあると思います。また、音の刻みや移弦を多用した反復音型はある程度の主張をしつつ、メロディを際立たせるのも同様ではないかと思いますが、どの作品の演奏も素晴らしいバランスで響いていて、その作品の世界へ引き寄せられるものでした。また、度々現れる全パートのユニゾンや、スケルツォや終楽章に現れる高速の無窮動の醍醐味も味わえ、次回の演奏が大変楽しみです。
併せて、日本のメンデルスゾーン研究の第一人者でもあるヴィオラの桐山さんの解説も作曲家の世界に引込んでくださり、更に次回も是非足を運んでみたいと思う演奏会でした。
公演に関する情報
〈クァルテット・ウェンズデイ#47〉
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
日時: 2006年3月29日(水)19:15開演
出演者:エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷/花崎淳生(Vn)、桐山建志(Va)、花崎薫(Vc)]
演奏曲:
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調作品12、
第5番変ホ長調作品44の3、第4番ホ短調作品44の2
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
3月末にしては肌寒く感じられる春風の中、オフィス帰りのサラリーマン、OLの足並みとは逆方向に歩を進めた。第一生命ホールに向かうためである。僕にとって第一生命ホールは、残念ながらあまり馴染みのない場所である。その理由は多々あるのだろうが、やはり一番の理由は、自宅から近いとは言えないからであろう。そのことも手伝ってか、第一生命ホールを含めた「晴海」という場所がとても新鮮に感じられた。
この日に第一生命ホールで行われた催しは、メンデルゾーンの弦楽四重奏を二回に分けて全曲を演奏するという企画の第一回目である。プログラムは、第1番変ホ長調作品12、第5番変ホ長調作品44―3、第4番ホ短調作品44―2。演奏者はエルデーディ弦楽四重奏団。昨今のクラシック音楽会ではあまり見られない、珍しいプログラムではないだろうか。弦楽四重奏には門外漢である僕にとって、この日のプログラムは少し物足りなく、また不安に感じていた。しかしその不安は演奏が始まった途端に消え去った。弦楽器をCDなどではなく生で聴く機会が多いとは言えない僕にとって、弦を擦る作業は非常に興味深く、その瞬間は心地よい緊張感を覚えた。まるで細い糸を紡いでいくかの如く繊細であった。ヴァイオリンの音色は優しさを感じさせ、聴いていて嫌みのないものであった。ヴィオラの音色も暖かみがあり、頭脳的であったように感じた。また、弦楽四重奏を支えるチェロの響きにも感銘を受けた。長い持続音で支えていることもあれば、ヴァイオリンに負けないような早いパッセージもこなすチェロは、見ていて、聴いていて心強かった。特に早いパッセージの場面は、バッハなどの音楽を好む僕にとっては、非常に新鮮であった。
弦楽四重奏とは耳を驚かすような大きな響きはなく、少し耳を傾けて聴く音楽であろう。力強いオーケストラにはない優しく包み込むような響きが弦楽四重奏にはあるのではないだろうか。弦をハンマーで叩くピアノと違い、ヴァイオリンに代表される弦楽器からは、直接的ではない暖かさを感じた。勿論ピアノの響きにも様々な暖かさはあるのだが。
演奏前に感じていた恥ずかしい不安などのことを忘れさせる優しく包み込むような、品の良い演奏会であった。
アンコールが終わり、席を立ち出口に向かう中で心暖まる光景が見られた。聴衆の多くの人々がロビーなどで談笑しているのである。連れ添って来たわけでもない聴衆たちが、これまでの演奏会や催しなどで顔馴染みになり、談笑しているのであろう。このような光景を他のホールではあまり見受けられない。
音楽会や催しを通して顔馴染みになり、人間通しの暖かな交流を育んでいくことこそが音楽会などの魅力の一つではないか、とふと考えさせられた。そんなことを頭に浮かべながら暖かい気持ちになり、ホールを後にした。動く歩道に乗る気にもならず、馴染みの薄い「晴海」からの夜景を見ながら演奏会の余韻、暖かな光景を思い出しゆっくりと家路に向かった。これからはこの「晴海」と顔馴染みになるかも知れないと感じた。
公演に関する情報
〈クァルテット・ウェンズデイ#47〉
エルデーディ弦楽四重奏団 メンデルスゾーン全曲演奏会1
日時: 2006年3月29日(水)19:15開演
出演者:エルデーディ弦楽四重奏団
[蒲生克郷/花崎淳生(Vn)、桐山建志(Va)、花崎薫(Vc)]
演奏曲:
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調作品12、
第5番変ホ長調作品44の3、第4番ホ短調作品44の2
クス・クァルテット
Homage to Mozart-モーツァルト生誕250年に寄せて
カルテット・ウェンズディをシリーズで聞き始めて約半年が過ぎた。最近は会社を早退するのもだいぶ慣れ、時間に余裕を持ってホールにつけるのが何となくうれしい。
電車の座席に座って居眠りをし、少し体力回復させることもできるし。そういえば合唱団に入っていた頃、たまに先生が冗談で、「合唱の練習のある日は、あまり一生懸命仕事をしてはいけない。体が疲れすぎていると合唱の練習にならないから」と言っていましたが、コンサートに来るにも、これは結構的を射ているのではないかと思う。 さて、今回は2回目の来日となるクス・カルテット。
私は、前回聞いていないので、今回が初めて聞くカルテットになる。曲は、前半がモーツァルト「弦楽四重奏曲第1番」と「アダージョとフーガ」の間にベルク「弦楽四重奏曲」を挟んだものである。「どうも、モーツァルトとベルクでは、不釣り合いではないか」と思っていたが、3曲を通して聞いてみると、なかなかベルクがいい味を出していて面白い。そして、後半のメインディシュはベートーヴェンの「ラズモフスキー第2番」である。
コンサートの最初の曲は「モーツァルト弦楽四重奏曲第1番」曲の冒頭、第1音めから、透明感のある暖かい音がホール全体に響いた。音楽が瑞々しく、自然に美しいメロディーがあふれ出てくる感じがした。
2曲目のベルクは、この曲の美しさが前面に出た素晴らしい演奏。曲の中に自然にひきこまれ、とても音楽が聞き易い。現代音楽というと、不協和音や必ずしも快い響きの音ではないことが多い。しかし、このカルテットの演奏を聞いていると、「現代音楽だからといって食わず嫌いにならないで。この演奏なら、現代音楽も親しめるでしょう。」と、話かけられているようであった。だから私には、不協和音が、曲を引き立てるためのスパイスのようにさえ感じられた。
前半最後の曲は、モーツァルト「アダージョとフーガ」この曲を個人的には、きっちりとした重い音楽と感じていた。でも、この演奏を聞いてると、フーガがとても楽しい音楽のように思えた。そして、曲がとても新鮮。この曲を聴き終わった時、私は2曲目のベルクよりも新しい音楽ではないかという印象を持った。
後半は、本日のメインディシュであるベートーヴェン。この2楽章がめちゃくちゃに美しい。強面のベートーヴェンのどこに美しくて透明なところがあるんだろうと思った。今度、ベストなんとかというCDを出すところがあったら、このカルテットでこの楽章を演奏したものを入れて欲しい。この曲のフィナーレはとても上品で熱い演奏であった。
アンコールは、バッハ「我は悩みの極みにありて」(オルガン曲。ライプツィヒコラール集より)である。
このカルテットを聞いて感じたのは、アンコールのバッハであれ、モーツァルトであれ、時代に関係なく、音楽が新鮮に聞こえた。クスカルテットをこのホールで聞けてよかった。
公演に関する情報
〈クァルテット・ウェンズデイ#46〉
クス・クァルテット
Homage to Mozart-モーツァルト生誕250年に寄せて
日時: 2006年2月22日(水)19:15開演
出演者:クス・クァルテット
[ヤナ・クス/オリヴァー・ヴィレ(Vn)、
ウィリアム・コールマン(Va)、フェリックス・ニッケル(Vc)]
演奏曲:
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80
ベルク:弦楽四重奏曲作品3
モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調K.546
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59の2「ラズモフスキ-第2番」
クス・クァルテット
Homage to Mozart-モーツァルト生誕250年に寄せて
カルテットは自分でも友人たちと演奏して楽しんでいるのですが、4人で作る音楽は大人数のオーケストラや、たった一人のソロとはまた違った音楽の世界が広がります。4人で一つになったり、2対2になったり、1対3であったり・・・。難しくもあり、楽しい空間です。ですが、今回のプログラムは全く聞いたことがなく、しかも予習ができなかったので、直感による感想ということになり、その楽しさをお伝えすることがきっと十分ではないと思いますが、お許しください。
<モーツァルト: 弦楽四重奏曲第1番ト長調 K.80>
この曲は、多数の弦楽四重奏曲を書いているモーツァルトの記念すべき一曲目のカルテットの曲です。1770年に作曲された、とあるので、1756年生まれのモーツァルト、14歳の時の作品です。今の日本でいえば中学生でこんな曲を作ってしまうとは、天才とは恐ろしいものです。
それを演奏するのは、たまたま聞きにきていた知人曰く、「上手すぎる」クス・クァルテットのンバーです。昨年12月に同じこの第一生命ホールで聞いたミロ・クァルテットとはまた違った音がします。ミロ・クァルテットはどちらかといえば、全体的に軽やかな印象でしたが、クスは第一音から、とても重厚な響きが聞こえたかと思うと、躍動感溢れる演奏にぐっと引き込まれました。
<アルバン・ベルク: 弦楽四重奏曲 op.3>
日本でも人気のあるアルバン・ベルク四重奏団の名前の由来となっているアルバン・ベルクの四重奏曲ですが、ベルクの曲自体初めて生で聞きました。予習の予習でCDのネット販売のサイトで、1分弱、一部を試聴したのですが、まったくそこからは全体もつかめず、いったいどんな曲かとある意味恐れていました。なんといってもベルクの時代の曲はいまだ私の中では"現代曲"なのですから。
案の定、チャイコフスキーや、ドヴォルザークのように、メロディーを追っていけるようなフレーズはありません。しかし、スルタスト(指を押さえ込まず、弦に触れただけの状態で弦を鳴らす奏法)を効果的に使ったりして、混沌とした音楽が広がっていきました。シェーンベルク、ベルクといった作曲家の無調、12音技法については、よく分かりませんが、この四重奏曲が作曲された数年後には第一次世界大戦が始まっていたことなどを思うと、作曲という手段を用いて、世相を表そうと考えたりしたのかしら、と少し想像が膨らみます。
<モーツァルト: アダージョとフーガ ハ短調 K.546>
モーツァルトにしては重い曲、という印象です。モーツァルトといえば、やはり軽やかで、明るくて、楽しい、というのが私の中での大雑把なイメージですが、短調の曲を聞くとき、天才に色々悩みはあったわけで、モーツァルトの影の部分を感じます。
<ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 op. 59-2「ラズモフスキー第2番」>
昨年のミロ・クァルテットはベートーヴェンのカルテットの初期の作品を一夜で一気に演奏したわけですが、これらはアマチュアでもなんとか演奏できる、と言われており、自分自身でも少し演奏したことがありました。だから、という訳ではありませんが、弾いていても比較的分かりやすく、楽譜もすっきりしています。ですが、このラズモフスキーあたりになると、かなり構成も複雑になり、聴いていても難しいのだろうな、と感じましたが、それがベートーヴェンの作曲家としての成長でもあるのでしょうね。それにしても、1stのクスさんはとても小柄なのに、ぐいぐい演奏を引っ張っていく姿には圧倒されました。
ところで<クァルテット・ウェンズデイ>には、いつもカルテットを楽しむために、とプログラムに手作りのサブテキストが添えられています。そこに、この曲の2楽章にはBACHの名前が織り込まれている旨が書かれていました。折角のサブテキスト、そこを聞き逃すまい、と必死に聴いていたお蔭か、BACHを聴くことができました。テキストのお蔭で、ベートーヴェンのいたずらに楽しむことができてよかったです。
さて、最後に。演奏内容とは関係のないことですが、このクス・クァルテットも、プログラムのエッセイにもありました、クスと同じくアルバン・ベルク四重奏団に学んだベルチャ・カルテットも、1stバイオリンが女性で、その女性の名前をグループの名前をしているのは、同性として、ちょっと嬉しくもあり、益々の活躍を期待せずにはいられません。
公演に関する情報
〈クァルテット・ウェンズデイ#46〉
クス・クァルテット
Homage to Mozart-モーツァルト生誕250年に寄せて
日時: 2006年2月22日(水)19:15開演
出演者:クス・クァルテット
[ヤナ・クス/オリヴァー・ヴィレ(Vn)、
ウィリアム・コールマン(Va)、フェリックス・ニッケル(Vc)]
演奏曲:
モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80
ベルク:弦楽四重奏曲作品3
モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調K.546
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59の2「ラズモフスキ-第2番」