音楽のある週末 <弦楽器の魅力>
第2回 南 紫音ヴァイオリン・リサイタル
若いアーティストの方をどんどん聴けるようなイベントが、第一生命ホールでどんどん開かれるといいなあと思います。
初めて、第一生命ホールのコンサートを聴きに来ました。暑い中で、会場が遠いように思いましたが、トリトンまで来るとホールはわかりやすい表示でした。清澄通りとの交差点のところに一枚看板があるだけでも、わかりやすいのではと思いました。
「音楽のある週末」ということで、ゆったりとした気分でヴァイオリンの音色を楽しみました。ピアノ曲をヴァイオリンに編曲したものなど演目に含まれており、ピアノとのかけあいも楽しみにして、聴き始めました。ホールの座席もゆったりめで座り心地もよし。演目はモーツァルトソナタ28番が素敵でした。多彩な音をたくさん聴けました。モーツァルトは好きな方も多いとは思うのですが、真剣に聴いている方が多く、拍手も大きかったように感じます。アンコールのアルベニスも、爽やかにさらっと弾き、若いアーティストの方をどんどん聴けるようなイベントが、第一生命ホールでどんどん開かれるといいなあと思います。また、トリトンで働く人たちの為にも、ランチタイムのミニコンサートを是非開いて欲しいと思います。もう、あったらすみません。ただ、実際は会社員の方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか...。
一階の中央後ろでしたが、音の反響もよかったです。弦楽器のリサイタルには丁度良いと感じました。
席の案内の方も適宜いらっしゃって、曲の合間に丁寧に案内されているところに好感が持てました。案内の方も人数が丁度よかったと思います。
チェロのリサイタルもこのあと予定されているようですが、木管楽器のコンチェルトやカルテットも聴いてみたいと思いました。木管楽器の重奏も、好みに走ってしまって申し訳ないのですが、是非聴きたいです。
蛇足ですが、アンケートを書くコーナーを設けたりすると、(たとえばスタンディングのテーブルに、公演終了後にはボールペンを置くなど)アンケートの回収率も良くなるのでは!アンケートに、「DMを送ってよいか」というところに、E-mailで、郵送で、という欄があるといいと思いました。郵便物はいらないですが、E-mailであったら是非受け取りたいと思いました。
公演に関する情報
音楽のある週末 <弦楽器の魅力>
第2回 南 紫音ヴァイオリン・リサイタル
日時: 2010年7月24日(土)14:00開演
出演者:南 紫音(ヴァイオリン) 江口 玲(ピアノ)
演奏曲:
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番ホ長調op.27-6
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番ホ短調K.304(300c)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第25番ト長調 K.301(293a)
ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):4つの前奏曲op.34-10,15,16,24
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調op.94bis
ラヴェル:ツィガーヌ