Meet the 和楽器
今年最初のサポーター登板でもあるというのに今日は朝から寒かった・・・・最高気温がお昼でも1ケタ止まりとあってはちょっとしんどいというのが正直な話感じられましたが、いつもお世話になっている音楽集団の若手団員さん七人衆とのコラボ公演のお手伝いとなれば、そんな寒さなぞ何のその!!演奏は申すまでもなく文句なしの腕前なのですが、それに加えて各楽器の説明等もスムーズに進めており、来場の子供達のリアクションも活発でした。
前半はコンサート、後半は各楽器体験ワークショップという構成になりましたが、私も後半ワークショップでお琴のお手伝いをさせていただきました。実は1年ぶりのお琴コーナー担当だったのですが、なかなか和ものもよいなあと感じた次第です。 コーナーで体験してくれた子供達は"爪"を珍しそうに眺めていましたが、やがて「さくらさくら」をゆっくり弾き始めるとすっかり弦の響きに魅せられたようで、何度も何度も弾いてその余韻に浸っておりました。付き添う親御さんも傍らで楽しげに"連弾"する姿には微笑ましさに満ちていました。
前半コンサートの、まずは"御当地"日本橋にちなんでの「お江戸日本橋」に始まり、お琴のデモ演奏では音楽集団ではお馴染みの「めばえ」、尺八(当日MCも御担当の竹井さん)による「鶴の巣籠」や「春の海」、琵琶のデモ演奏では平家物語からの抜粋、等とプログラムも多彩な内容でした。アンサンブル中でも「幕間三重~獅子五段」(私の大好きな髪洗いの場!!)の演奏には聴いていても、その美音・"力音"にすっかりしびれてしまいました。
第2部でのアニメメドレーでは最初に紹介された楽器達の多彩な音色を駆使した絶妙なアンサンブルで「千と千尋」「もののけ姫」といったお馴染みの曲が演奏されました。続いて定期演奏会でもお馴染みの長沢勝俊「秋の一日」では打楽器等の醸し出す素朴な音色や自在なテンポ展開に客席の子供達も踊るように身を揺らして聴いていたのが印象に残りました。
コンサートから家路に着くお客様は楽しまれたようでしたが、何せこの寒さ、やや人数が少なめだったのが惜しかったです。楽器や演奏者に身近に触れられるまたとない機会となるこのような企画は是非今後も続けてもらいたいものだと強く感じました。
公演に関する情報
Meet the 和楽器
日時: 2008年1月14日(月・祝)
場所: 日本橋公会堂
出演者:日本音楽集団