TANレクチャーコンサートplus#10
「ショスタコーヴィチの驚くべき裏技」
報告:井出春夫/会社員、TANサポーター
投稿日:2007.10.1
今日は、古典四重奏団によるレクチャー・コンサートである。今年のテーマは「ショスタコーヴィチ」ショスタコーヴィチとといえば昨年、大汗をかきながら、昼と夜第一生命ホールに通ったのが懐かしい。今年は、きっと過ごしやすい気候になっているだろう。
レクチャー・コンサートが始まる前、会議室に入ってみたら、寒いくらいに冷房がきいている。これは少し寒すぎと感じたが、100人近くのお客さんに埋められた会議室は、丁度良い温度に感じられるようになった。
毎年、古典四重奏団のレクチャー・コンサートには来るのだけれど、あまり会議室には入らなかったが、毎回「とても面白かった」と聞くととてもうれしい。久しぶりに聞いてみると、話が面白く、肩苦しさがない。そして実際の演奏があって、「ちょっとだけよ」と試食させてもらえる。とても贅沢だなあ。
ショスタコーヴィチは、ソ連誕生前に生まれ、ロシア革命を経験した現代作曲家。19才でデビューし、グラズノフがモーツァルトの再来といったとか。
ショスタコーヴィチの音楽は、はっきりしていてわかりやすいけど評価は固まっていないそうである。彼の音楽は、誤解をまねいたり、本音をかなり間接的にしかいえなかったり。国家といういじめっ子がいなかったら彼はどんな音楽を書いたのだろうと思う。
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏には、多くの舞曲が使われているんですね。あまり意識して聞いたことはなかったけど。
内容については、あまりかけないのですが、「面白くてためになる」レクチャー・コンサートで実際にコンサートを聴くのが楽しみです。
公演に関する情報
TANレクチャーコンサートplus#10
「ショスタコーヴィチの驚くべき裏技」
日時: 2007年8月25日(土)
場所: トリトンスクエアX棟5階会議室
出演者:古典四重奏団