チェコの伝統を受け継ぐ プラジャーク・クヮルテット が、いよいよ今度の日曜日に第一生命ホールにてコンサートを行います。
何度も来日公演を重ねているプラジャーク・クヮルテットですが、今年のツアーでは、第1ヴァイオリンにヤナ・ヴォナシュコーヴァを迎えての初来日となります。
今日、明日の札幌公演を皮切りに、いくつかの公演を行いますが、第一生命ホールで披露してくれるのは、チェコ・プログラム。
チェコが生んだ大作曲家 ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第10番、第12番「アメリカ」と、 ブラームスの弦楽五重奏曲第2番 です。
ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」はいわずと知れた弦楽四重奏曲の名曲中の名曲。ヴィオラが演奏する第1楽章の始まりが記憶に残ります。
また、弦楽四重奏曲第10番も、ドゥムカというスラブ地域特有のリズムが特徴的で、プラジャークの母国、チェコの雰囲気を味わえる一曲です。
ブラームスの弦楽五重奏曲第2番で、プラジャークと共演するのは、 山碕智子さん。
山碕さんは、ロータス・カルテットのヴィオラ奏者としても知られ、プラジャークとも何度も共演経験があり、気心の知れた間柄とか。
聴きどころたっぷりのプログラムをぜひ聴きにいらしてください。
プラジャーク・クヮルテット 共演:山碕智子(ヴィオラ)
2016年12月4日(日)14:00開演
■出演:プラジャーク・クヮルテット
[ヤナ・ヴォナシュコーヴァ/ヴラスティミル・ホレク(ヴァイオリン) ヨセフ・クルソニュ(ヴィオラ) ミハル・カニュカ(チェロ)]
山崎智子(ヴィオラ)
■演奏プログラム
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.51
弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 Op.96 「アメリカ」
ブラームス:
弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 Op.111
■料金
一般¥5,000 シニア¥4,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)