10歳でオーケストラにソリストとしてデビュー、N響など国内オーケストラはもちろん、バイエルン放送交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団など世界中の名だたるオーケストラと共演を重ね、さらにバロック・ヴァイオリンの分野でもご活躍中の佐藤俊介さんにインタビューの時に興味深いお話をうかがいました。
ヴァイオリンを習っているお子さまのご両親必読です!
―2歳からヴァイオリンを始めたということですが、その頃のことを覚えていらっしゃいますか?
断片的ではありますが、ヴァイオリンの糸巻のところに緑色の飴を置いて、それが落ちないように楽器を構える練習をした記憶があります。
その飴を食べたいな、食べたいな、と思って弾いていました。
今あらためて考えるととても効果的なトレーニング方法でしたね(笑)。
―ヴァイオリンを習っているお子さまに対して練習のアドヴァイスをいただけますか?
曲に合ったストーリーを作って練習してみるのはどうでしょうか。
例えば、「これは馬がパッカパッカ走っている音を思い浮かべて、リズムよく弾いてごらん」とか。宿題としてお子さん自身にクリエイティブにストーリーを考えてもらうのも良いかもしれません。
とにかく楽しんで、自発的に弾いてもらいたいですね。
僕もいまだに、「昔この曲でこういう場面を思い浮かべながら弾いていたな」という記憶が残っています。
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そんな佐藤さんが出演するランチタイム・コンサート「昼の音楽さんぽ」は12月10日(火)にあり、バロック・ヴァイオリンとモダン・ヴァイオリンの弾き比べという、スペシャル企画です。
残念ながら未就学児のお子さまはご入場いただけないのですが、託児も用意しています(有料託児サービス有/詳細は03-3532-5702へお電話にてお問合せ下さい)。
平日お昼の1時間、音楽を楽しんでみるのはいかがでしょうか。