「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクール1位なしという結果に涙をのんだアマリリス弦楽四重奏団。
翌月のメルボルン国際室内楽コンクールで優勝した際は、ほんとうに嬉しそうでした。
優勝直後の彼らのコメントをご紹介しましょう!!
©TobiasWirth
『ただ、夢が叶ったという感じです。ずっと優勝を目指して多くのコンクールに出てきたし、これまでにたくさんのコンサートで演奏してきたし、とても大変でした。もちろん演奏は楽しいけど、でもこのような結果は嬉しいです。他の参加団体も、「すごくいい演奏だった、きっと優勝だよ」って言ってくれて・・・。それも嬉しかったです。』(フリーリングハウス/第1ヴァイオリン)
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『よい結果を期待しすぎないようにしました。たくさんのコンクールで、何が起こるか分からないと学んだので。』(ヴィルト/第2ヴァイオリン)
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『特に、これが最後のコンクールと自分たちで決めていたので。で、不思議なことに最後のコンクールで優勝できて、本当に良かった! 』(サンドゥ/チェロ)
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『今回は本当に素晴らしかった。というのは、私たちは決勝で、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲op.131を本当に楽しんで演奏しましたから。それに対して審査委員が賛同してくれたのですから最高の気分でした。楽しんで演奏して、それが評価される。コンクールではいつもそうなるとは限りませんから。』(エッケルス/ヴィオラ)
ワルター・レヴィン(元ラサール弦楽四重奏団)とギュンター・ピヒラー(元アルバン・ベルク弦楽四重奏団)に師事するアマリリス弦楽四重奏団。優勝直後には、レヴィンからも、「君たちのことを誇りに思う」とお祝いのメールが届いたそうです。
アマリリス弦楽四重奏団としては、初来日の彼ら。
メンバーのふたりは初来日だし、そのほかのメンバーも過去にヤング・オーケストラの一員として来日したのみという事もあり、日本をとても楽しみにしています。先日も、「VISAを取りに行ったよ。ドイツの日本大使館の人はとっても親切だった」とメールをくれました。
日本公演についてのビデオ・コメントはこちらから。
「ドイツ/スイス出身のアマリリス弦楽四重奏団です。
日本に行くことをとても楽しみにしています。
メルボルン国際コンクールで優勝したことはとても嬉しく、日本でのコンサートが楽しみです。
日本でお会いしましょう!!」
日本での演奏にぜひご期待ください。
「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクール ファイナリスト、
メルボルン国際室内楽コンクール優勝者記念ツアー
アマリリス弦楽四重奏団
日時:6月9日(土)14:00
出演:アマリリス弦楽四重奏団
グスタフ・フリーリングハウス/レナ・ヴィルト(ヴァイオリン) レナ・エッケルス(ヴィオラ) イヴ・サンドゥ(チェロ)
料金:一般¥3,500 シニア¥2,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下) ほかセット券あり
公演詳細は こちら