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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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公演情報

基本情報

日時 2014年12月21日(日) 14:00開演
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト
出演 若林顕(ピアノ)
曲目 リスト:コンソレーション第3番 変ニ長調S172/R12
    愛の夢 S541/R211第3番 変イ長調
    ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調S244/R106
ベートーヴェン/リスト編:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」Op.125(ピアノ独奏版)

<アンコール>
J.S.バッハ(ジロティ編):プレリュード
チケット

S席¥4,000 A席¥3,500 B席¥2,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
セット券S¥8,000〔第21・22回〕 第22回の詳細は こちら

一般発売:9月25日(木)発売(発売初日のみ10:00~受付開始)

【チケットお取扱】
トリトン・アーツ・ネットワーク・チケットデスク
TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)

チケットぴあ http://pia.jp/ ※PC/携帯/スマートフォン共通
セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗

TEL:0570-02-9999〔Pコード:240-277〕(S・A・B席のみの取扱い)

東京文化会館チケットサービス(S・A・B席のみの取扱い)
TEL:03-5685-0650

※全席指定/税込み
※未就学児の入場はご遠慮頂いております。
※セット券は「千住真理子 イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会」(2015年1月31日)とのセットです。

JCF2014 6~18才の方を抽選でご招待!
詳しくは 一般社団法人日本クラシック音楽事業協会 web

プロフィール

若林顕  Wakabayashi Akira  (ピアノ)
東京藝術大学で田村宏氏に、ザルツブルク・モーツァルテウムやベルリン芸術大学でハンス・ライグラフ氏に師事。17歳で日本音楽コンクール第2位。85年ブゾーニ国際コンクール第2位。87年エリーザベト王妃国際コンクール第2位受賞。その後、国内外の多数のオーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなど、多忙な演奏活動を展開している。02年にはニューヨーク・カーネギーホールでリサイタル・デビューを果たしマイラヘス=リサイタル・シリーズ(シカゴ)、ラ・フォル・ジュルネ(フランス・ナント)などにも出演。NHK交響楽団をはじめとする国内の主要オーケストラのほか、ベルリン交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ロシア・ナショナル交響楽団、ノールショピング交響楽団、スコットランド室内管弦楽団といった海外の名門オーケストラとも多数共演。室内楽の分野でもK・ブラッハー、S・イッサーリス、堤剛、K・ライスター、ライプツィヒ弦楽四重奏団、ウィーン八重奏団など内外の名手達と数多く共演。 近年は妻でもあるヴァイオリニスト鈴木理恵子との共演を重ねており、作品の本質に迫る深い音楽性が各地できわめて高い評価を受けている。13年に鈴木理恵子との共演による「ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集」(キングインターナショナル)を発表。また、同年秋リリースの「ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番」、14年1月リリースの「ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ」(両盤ともオクタヴィア)は、共にレコード芸術・特選盤となる。最新CDは、14年6月リリースの、鈴木理恵子とのデュオによる「シューベルティアーナ」(オクタヴィア)。14年1月にはサントリーホール(大ホール)でソロ・リサイタルを行い、大きな反響を得た。その模様はNHK「ベスト・オブ・クラシック」でも放送された。92年出光音楽賞、98年モービル音楽賞奨励賞、04年ホテルオークラ賞受賞。現在、桐朋学園大学院大学教授、桐朋学園大学特任教授、国立音楽大学招聘教授。
オフィシャルHP http://www.wakabayashi-akira.com/
©Wataru Nishida

演奏家からのメッセージ

私は、リスト編曲による『第九』に約10年前から取り組み、各地で演奏を重ねながら練り上げ、深めてまいりました。

リストはピアノの機能と効果を知り尽くし、高い即興の才能を持った作曲家でした。そのため、この『第九』もやりようによってはいくらでも華美に編曲することができたはずですが、彼はそうはせず、『第九』に最大の敬意を払い、きわめて自然で真摯な編曲を行いました。その結果、リスト編曲の『第九』は原曲の表現力をそのまま宿した、ピアノ音楽という枠をはるかに超えたものとなったのです。

原曲の力を余すところなく表現するために、リストはこの編曲にピアノの最高の技巧や効果をふんだんに盛り込みました。そのため、この作品を弾くにはピアノの機能を100%生かすためのテクニックと深い音楽観が必要不可欠です。そのうえでオーケストラのそれぞれの楽器をイメージし、遠近感や立体感を感じ、第1楽章の冒頭から常に、第4楽章のフィナーレを見据えて音楽を構築していきます。

長年にわたり多くの人々の心を支え、励ましてきた『第九』に、私も大きな力で支えられてきました。この濃密で崇高な人類の至宝を、全身全霊を捧げて演奏します。皆様のご来場を心からお待ちしております。

若林 顕
若林顕が紡ぐ、壮麗なシンフォニック・サウンドの世界

 ベートーヴェンの『交響曲第9番』。西欧交響楽の頂点ともいえる壮大な音楽宇宙を、たった十本の指で再現しようとした音楽家がいた。19世紀のピアノの巨匠、フランツ・リストである。「鍵盤の魔術師」とまで呼ばれた彼のピアノ独奏版『第九』は、単なるオーケストラスコアの編曲ではない。ベートーヴェンの音楽宇宙を、そのままピアノに翻訳しようとした、とてつもないしろものだった。もし、この楽譜を何気なくピアノの前に広げ、ただ音符をなぞってみたとしても、そこからは、あの『第九』とは似ても似つかない、薄っぺらな音しか響いてはこないだろう。そこには、ただ音にするだけでは絶対に音楽にはならない、偉大な作品だけがもつ深遠で途方もない困難が横たわっている。このリスト版『第九』は、最高度の技巧だけでない、熟練と哲学をピアニストに要求する。そしていま、それにもっともふさわしい日本のピアニストは、若林顕である。僕はそう断言する。

浦久俊彦(作家、音楽プロデューサー)
協賛:第一生命保険株式会社
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)