トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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公演情報

SQW #98 クァルテット・ウィークエンド
2011 - 2012
[10周年の10days]
©大窪道治/藤本史昭/Naoko OGLA/日本コロムビア(株)
[10周年の10days]

SQWガラ・コンサート

クァルテット・ウィークエンド・シリーズを心から支えてくださっている皆さまへ、感謝の気持ちを込めて!
弦楽四重奏をちょっと覗いてみようかなと思っていらっしゃる好奇心旺盛な皆さまへ、お誘いの気持ちを込めて!

基本情報

日時 2011年11月12日(土) 14:00開演
会場 第一生命ホール  座席図を見る
出演 【エルデーディ弦楽四重奏団】
蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志(ヴィオラ) 花崎薫(チェロ)
【古典四重奏団】
川原千真(第1ヴァイオリン) 花崎淳生(第2ヴァイオリン) 三輪真樹(ヴィオラ) 田崎瑞博(チェロ)
【クァルテット・エクセルシオ】
西野ゆか/山田百子(ヴァイオリン) 吉田有紀子(ヴィオラ) 大友肇(チェロ)

-ゲスト出演-
【カルミナ四重奏団】
マティーアス・エンデルレ/スザンヌ・フランク(ヴァイオリン) ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ) シュテファン・ゲルナー(チェロ)
曲目 【エルデーディ弦楽四重奏団】
ホフシュテッター(伝ハイドン):弦楽四重奏曲ヘ長調op.3-5「セレナーデ」より第2楽章
ヒンデミット:「ミニマックス」より

【古典四重奏団】
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(弦楽四重奏版)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集(弦楽四重奏版)

【クァルテット・エクセルシオ】
幸松 肇:「弦楽四重奏のための日本民謡」より「さんさ時雨」、「五木の子守唄」、「八木節」

【カルミナ四重奏団】
ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ ト長調
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」 

【第2ヴァイオリン奏者による二重奏 花崎淳生・山田百子】
バルトーク:「44の二重奏曲」より

【チェロ・トリオ 花崎 薫・大友 肇・田崎瑞博】
ハイドン:トリオ ニ長調(バリトン・トリオ)

【3団体共演 (古典四重奏団、エルデーディ弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオ)】
ターサ=キンスキー:ラズモズクスキー弦楽四重奏曲第1番へ長調作品599-1/第2番ホ短調作品599-2/第3番ハ長調作品599-3
チケット

セット券¥17,000(クァルテット・ウィークエンド全5公演)
一般¥4,000 シニア¥3,000(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
*セット券対象公演は下部の「クァルテット・ウィークエンド全5公演 セット券対象公演」をご参照下さい

一般発売:2011年6月30日(木)発売予定(発売初日のみ10:00~受付開始)

【チケットお取扱】
トリトン・アーツ・ネットワーク・チケットデスク  TEL:03-3532-5702
チケットぴあ TEL0570-02-9999(Pコード138-618)(セット券を除く)
東京文化会館チケットサービス TEL03-5685-0650(10:00-19:00/休館日を除く)(セット券を除く)

※全席指定/税込み
※未就学児の入場はご遠慮ください。

プロフィール

エルデーディ弦楽四重奏団  Erdödy Quartet
蒲生克郷(ヴァイオリン) Gamo Katsusato, violin
花崎淳生(ヴァイオリン) Hanazaki Atsumi, violin
桐山建志(ヴィオラ) Kiriyama Takeshi, viola
花崎薫(チェロ) Hanazaki Kaoru, cello

1989年、東京芸術大学の出身者によって結成。90,91,92年、ロンドンでのアマデウス弦楽四重奏団のメンバーによるサマーコースに参加し、研鑽を積む。91年及び92年、松尾学術振興財団より特別奨励賞を受ける。92年、日本室内楽振興財団の助成を受けハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン3回連続演奏会開催。その後、95年より開始した「ベートーヴェン後期とバルトーク」を完結し、「クヮルテット紀行」シリーズではイタリア、北欧、チェコ1・2、パリ、ロシア、イギリス、ウィーン、ハンガリーを取り上げた。99年、結成10周年を記念し、ハイドンのエルデーディ四重奏曲作品76全6曲演奏会を開催。01、03年、欧州(ドイツ、フランス)公演。05年より、第一生命ホールとの共催で、ハイドン最晩年の作品9曲、メンデルスゾーン主要6曲、シューマン全3曲、ツェムリンスキーとベルクの作品を、09年にはハイドン作品74全3曲、作品9-5・6、「十字架上の七つの言葉」作品51、メンデルスゾーン作品13、44-2、80の演奏会開催。Pauレコードよりハイドン作品のCD2枚をリリース。
エルデーディ弦楽四重奏団ホームページ
大窪道治
古典四重奏団  Quartetto Classico
川原千真(第1ヴァイオリン) Kawahara Chima, violin
花崎淳生(第2ヴァイオリン) Hanazaki Atsumi, violin
三輪真樹(ヴィオラ) Miwa Maki, viola
田崎瑞博(チェロ) Tasaki Mizuhiro, cello

1986年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成。SQWシリーズにおいて、02年のベートーヴェン全曲を皮切りに23公演に出演、古今の四重奏49曲を演奏、04年のモーツァルトでは文化庁芸術祭大賞を、07年のショスタコーヴィチでは文化庁芸術祭賞を受賞する。
『音楽が見える! in 新百合ヶ丘』(レクチャー付きコンサート・主催/弦楽四重奏を楽しむ会)、『ハイドンの部屋』(ハイドン全曲演奏会・主催/松明堂音楽ホール)の各シリーズを継続中。96年、ニューヨークの鬼才スティーヴ・ライヒと日本人として初めて「ディファレント・トレインズ」を共演(主催/水戸芸術館)。97年度「村松賞」受賞。99年ダンスカンパニー「ノマド~s」との共演でギリシア公演(助成/国際交流基金)、05年ドイツ公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)。
これまでに、バルトーク第5番、ベートーヴェン後期全4枚、バッハ『フーガの技法』、シューベルト『死と乙女』、モーツァルト『ハイドンセット』(全3枚)をリリース。 
古典四重奏団ホームページ
藤本史昭
クァルテット・エクセルシオ  Quartet Excelsior
西野ゆか(ヴァイオリン) Nishino Yuka, violin
山田百子(ヴァイオリン) Yamada Momoko, violin
吉田有紀子(ヴィオラ) Yoshida Yukiko, viola
大友 肇(チェロ) Otomo Hajime, cello

「迷いの無いリズム運び、これが常設の凄み!」
ークァルテット・エクセルシオは、 年間60回以上の公演を行う常設の弦楽四重奏団である。東京、京都、札幌での定期演奏会ではベートーヴェンを軸に王道レパートリーを展開、また第一生命ホールでの「ラボ・エクセルシオ」では『世界めぐり』や『20世紀 日本と世界』と銘打った斬新な企画で注目を集めてきた。一方で、幼児~学生のためのコンサートや地域コミュニティコンサートを通じて、室内楽の聴衆の輪を広げていく活動にも力を注いでいる。

'94年桐朋学園大学在学中に結成。 第1回東京室内楽コンクール第1位。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞を受賞した。 '09年には第19回新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」受賞。エクセルシオが全曲演奏した作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」の公演が、サントリー芸術財団から第9回佐治敬三賞を受けた。また昨秋10月より開講のサントリーホールの「室内楽アカデミー」(新設)では、コーチング・ファカルティに就任している。
2011年2月にはホノルル(米・ハワイ)の室内楽協会より招かれ、公演を行った。
クァルテット・エクセルシオホームページ
Naoko OGLA
カルミナ四重奏団  Carmina Quartet
マティーアス・エンデルレ(ヴァイオリン) Matthias Enderle, violin
スザンヌ・フランク(ヴァイオリン) Susanne Frank, violin
ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ) Wendy Champney, viola
シュテファン・ゲルナー(チェロ) Stephan Goerner, cello

カルミナ弦楽四重奏団は25年もの間世界各地のコンサートステージを巡り、バラエティに富んだレパートリーと確固たる音楽性に裏付けされた国際的な名声を欲しいままにしている。濃厚な感情表現、軽々と見せる完璧な演奏、そして様式への誠実性が、1984年にスイスで結成されたこの弦楽四重奏団の相変わらずの特性である。結成早々に数々の国際コンクールで入賞を重ね、各国の紙面の見出しを飾ったことから国際的な活動が始まり、ファイナンシャル・タイムズ紙に“将来は約束された”と書かれた通り、世界トップクラスの弦楽四重奏団としての地位を確固たるものにしている。
シャンドル・ヴェーグ、アマデウス弦楽四重奏団とラサール弦楽四重奏団メンバー、そして古楽器奏法への強い関心を育ませたニコラウス・アーノンクールに師事。幅広い弦楽四重奏のレパートリーのほか、内田光子、エマニュエル・パユ、トゥルルス・モンク、ザビーネとヴォルフガング・マイヤー、アントニオ・メネセス、ヴェロニカ・ハーゲン、オラフ・ベーア、ヴォルフガング・ホルツマイアーやグザヴィエ・ドゥ・メストレといったアーティストたちとも共演している。
これまでにDENONから数々のCDをリリースしており、それらの多くはグラモフォン賞、ディアパソン誌賞、ドイツ・レコード大賞を受賞、またグラミー賞にノミネートされるなど話題を集めた。最新CDには、ソニーから2010年にリリースされたモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲(共演:ヴォルフガング&ザビーネ・マイヤー)、ボッケリーニのギター五重奏曲(共演:ロルフ・リズレヴァント)、そしてDENONからリリースされたバルトークの弦楽四重奏曲第1番、第2番と、シューマンのピアノ五重奏曲とシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」(共演:田部京子)がある。田部京子との共演のシューマンとシューベルトのCDは、日本の2008年レコード・アカデミー賞を受賞している。引き続き、田部京子との共演でDENONからブラームスのピアノを含む室内楽作品集をリリースする予定である。
チューリッヒ芸術大学のレジデント・クァルテットとして、豊かな経験と芸術性を次世代の音楽家たちに伝授するべく後進の指導にあたっている。
カルミナ四重奏団オフィシャルホームページ (独・仏語のみ)
日本コロムビア(株)

クァルテット・ウィークエンド全5公演 セット券対象公演

SQWガラ・コンサート
11月12日(土)14:00
古典四重奏団/エルデーディ弦楽四重奏団/クァルテット・エクセルシオ
ゲスト出演:カルミナ四重奏団
ヒンデミット:「ミニマックス」より
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集(弦楽四重奏版)
幸松肇:「弦楽四重奏のための日本民謡」より「さんさ時雨」「五木の子守唄」「八木節」
ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ
ターサ=キンスキー:ラズモズクスキー弦楽四重奏曲op.599 他
単独券/一般¥4,000 シニア¥3,000 ヤング¥1,500

カルミナ四重奏団
11月13日(日)14:00
カルミナ四重奏団
共演:田部京子(ピアノ)
ファビアン・ミュラー:弦楽四重奏曲第2番「ヘルヴェティア」(2010)〔日本初演〕
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.13
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調op.60
単独券/一般¥5,000 シニア¥4,000 ヤング¥1,500

クァルテット・エクセルシオ ~Quartet+(プラス)~
2012年1月28日(土)14:00
クァルテット・エクセルシオ
共演:小松亮太(バンドネオン)
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲第2番
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬/ファイブ・タンゴ・センセーションズ
単独券/一般¥3,500 シニア¥2,500 ヤング¥1,500 【単独券は10月発売予定】

エルデーディ弦楽四重奏団 ~アマデウス・クァルテットへのオマージュ~
2012年2月18日(土)14:00
エルデーディ弦楽四重奏団
ハイドン:弦楽四重奏曲第22番ニ短調op.9-4 HobⅢ-22
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調op.29 D.804 「ロザムンデ」
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番op.94
単独券/一般¥3,500 シニア¥2,500 ヤング¥1,500 【単独券は10月発売予定】

古典四重奏団 ~ボッケリーニの世界~
2012年3月11日(日)14:00
古典四重奏団
オール・ボッケリーニ・プログラム
単独券/一般¥3,500 シニア¥2,500 ヤング¥1,500 【単独券は10月発売予定】

チラシ誤植のお詫びと訂正

「SQWガラ・コンサート」のチラシ掲載の内容につきまして、誤植がございました。

チラシ裏面 
クァルテット・エクセルシオ プロフィール HPアドレス

正) http://www.quartet-excelsior.jp/

訂正してお詫び申し上げます。

平成23年度 中央区文化講座 『クラシックはじめの一歩 ~オペラとクァルテット~ 』

講座B「かんたん?むずかしい?クァルテットを知ろう!」
日時:10月17日(月) B-昼 14:00~15:30 B-夜19:00~20:30 ※講座内容は昼と同じです。
講師:古典四重奏団
対象:中央区内在住在勤者
定員:各回100名(先着順) 
会場:月島社会教育会館 4階ホール
参加費:無料
申込方法:往復はがき またはEメール
①希望する講座番号(B-昼、B-夜) ②氏名 ③住所 ④年齢 ⑤電話番号 
⑥在勤の方は勤務先(名称・所在地・電話番号) を明記して申込む。
(一回の申込みで、講座A・講座Bの両方の日程を申し込むこともできます。)
締切:9月17日(土)必着
※講座A 9月28日(水)「メゾ・ソプラノで辿るオペラの楽しみ」講師:牧野真由美(歌手) ほか
申込先・お問合わせ:中央区文化・国際交流振興協会
〒104-0041 中央区新富1-13-24新富分庁舎3階
Eメール bunkakouza@chuo-ci.jp

インタビュー ターサ=キンスキー × 田崎瑞博

田崎:「ラズモズクスキー弦楽四重奏曲」(以下「モズク」)は、今回の公演のための作品なのですよね。

TSK:そうです。私はクァルテット作品をこよなく愛しています。トリトン・アーツ・ネットワークが企画されている「SQW」シリーズにいつも心動かされ、今回このように複数の四重奏団が出演するという素晴らしい機会にぜひ演奏していただきたい、そんな思いから書き上げました。

田崎:この曲名の由来は?

TSK:私の祖先の遠い遠い親戚のキンスキー侯は、ベートーヴェンの庇護者でした。ラズモフスキー侯やロプコヴィッツ侯と同じ立場です。ラズモフスキー侯がベートーヴェンに依頼して出来た3曲の弦楽四重奏曲、それらは「ラズモフスキー第1・2・3番」と今でも呼ばれ続けているのです。なんという名誉でしょう! そのことを私の祖先はとてもうらやましく思い、またもちろん作品にも敬意を表していたのです。私はその思いを引き継いでいるのです。

田崎:とすると、この「モクズ」、失礼、「モズク」はオマージュだったのですか。私はてっきりパロディだと思って練習していたのですが。

TSK:いいえ、オマージュです!!

田崎:まあそのあたりはお客様に判断していただきましょう。「モズク」は第1番から第3番までありますが、構成のご説明を。

TSK:各曲とも、原曲の「ラズモフスキー」の1,2,3番のそれぞれに対応していて、どれもオリジナルの楽想から入ります。ところが書いているうちにどんどん楽しくなっちゃって...。

田崎:おっと、つまりパロってしまったんですね、やっぱり。
TSK:面目ありません。第1番から書き始めたのですが、有名メロディが次々と私を誘惑して来るんです。私は結局誘惑に負けてしまうんですが、それがどうしてこうもうまく繋がってしまうのか・・・。第2番はヴァリエーション風です。ハイドンの皇帝の2楽章のように、第1ヴァイオリンが変奏し、他のパートが旋律を担当するのです。

田崎:では終曲の第3番は?

TSK:ラズモフスキー第3番の終楽章のように対位法を駆使しています。

田崎:バッハのメロディが次々と聴こえてくる気がするのですが。

TSK:そう! ベートーヴェンがそうであったように、私もバッハを愛しているのです。

ターサ=キンスキー:ラズモズクスキー弦楽四重奏曲 リハーサル風景