日時 | 2023年11月7日(火) 9:20~10:05/10:30~11:15 |
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出演 |
金管五重奏団 バズ・ファイブ |
概要 |
対象者:4年生 人数:161名 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪H.カーマイケル:スターダスト
♪久石譲:ジブリメドレー
♪L.アンダーソン:ラッパ吹きの休日
♪W.A.モーツァルト:ホルン協奏曲第1番より第1楽章
♪L.デンツァ:フニクリ・フニクラ
♪H.フィルモア:ラッサストロンボーン
♪横瀬五郎 作詞・田村虎蔵 作曲:久松小学校校歌
♪M.アーノルド:金管五重奏曲第1番より第3楽章
【レポート】
11月7日、季節外れの蒸し暑い日に、金管五重奏団バズ・ファイブによるアウトリーチが行われました。
演奏の始まりは「スターダスト」。クールな金管楽器のハーモニーが響き、体育館の空気感が急に変わったように感じられました。
続いて、グループ名の「バズ」の由来と合わせて、金管楽器はどうやって音を出しているかの説明がありました。
楽器に息を吹き込んだり楽器についているボタンを押しただけでは音は出ず、唇からマウスピース、そして楽器へ振動が伝わって音が出ることを楽しみながら知ってもらいました。
2曲目にはスタジオジブリ映画の誰もが知っている名曲3曲がメドレーで演奏されました。メロディが奏でられる度に「あの曲だ!」と言わんばかりに友達と顔を向けあう子どもたち。
3曲目からは、楽器それぞれ(トランペット、ホルン、テューバ、トロンボーン)の説明をしながら、その楽器ならではの特色が発揮される曲が演奏されました。ホルンの長さやテューバの重さなどの豆知識も話しながら、各楽器の魅力を知ってもらいました。
その後でトロンボーンの加藤さんが「ここまで楽器と僕たちのことを紹介してきたので、次はみなさんが自分たちのことを歌で紹介してください。」と促し、子ども達が立ってもらい、金管五重奏の演奏に合わせて校歌を歌ってもらいました。ピアノ伴奏とはまた違う雰囲気を楽しんでもらえたのではないでしょうか。最後の曲は、金管五重奏のために作曲された、アーノルドの「金管五重奏曲第1番」の第3楽章。子ども達は初めて聴いた曲だったと思いますが、ここまでの説明と演奏で興味が増していたのか、とても集中して聴いてくれていて、最後の音が鳴り終わると盛大な拍手が湧き起こりました。
(トリトンアーツ スタッフ)
【子どもたちのアンケートより】(抜粋)
●CDなどだとひびきはあまりつたわってこないのですが、生できくととても体にひびいてきて耳に残る演奏でした。
●手をつっこまないでホルンの音をきいたとき「デカッ、ヤバッ」と思いました。
●いっしょうけんめいふいているところ、とてもかっこよかったです。心がおどるほどすてきでした。