日時 | 2019年7月9日(火)14:00~14:30/14:45~15:15 |
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出演 |
マルシェ弦楽四重奏団 〔藤代優意/内藤歌子(ヴァイオリン) 福田道子(ヴィオラ) 伊藤七生(チェロ)〕 |
概要 |
実施会場:中央区立子ども発達支援センターゆりのき内 対象者:1~5歳の親子 人数:各20組 助成等:文化庁 文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪きらきら星
♪ハイドン:弦楽四重奏曲Op.76-1 第1楽章
♪チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
♪チャイコフスキー:弦楽四重奏1番第3楽章
♪ソーラン節
♪たなばたさま
♪チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番第1楽章
【レポート】
演奏者が入場して「きらきら星」の演奏を始めると、子どもたちは静かに注目して聴いていました。
色鮮やかなドレスを着て様々な形の楽器を持っている演奏者の姿に、視覚的にも興味を引いたのではないかと思いました。
また、演奏者の息づかいを感じられるほどの近い距離での演奏で、その迫力に引き付けられたのだと思います。
チャイコフスキー作曲、弦楽四重奏曲第1番の第3楽章では、子どもたちも手拍子で参加しました。リズムに合わせての手あそびでは、手をたたいたり体を動かしたりしている様子が見られ、静かに聴くだけでなく全身を使った音楽の楽しみ方を体験できているようでした。リズムに合わせたわかりやすい言葉(「おかあさん」「おにぎり」)などと動きで、一緒に聞いている親御さんも子供の手を取りながら音楽に合わせてコミュニケーションをとれているようでした。全体を通して、子どもたちはリラックスしながら曲を聴いている様子でした。弦楽四重奏の響きは、包み込むような優しい音色で安心感もあったのではないかと思いました。
4~6歳の回では、楽器の紹介をすると、楽器の名前を一緒に言ったり覚えていたりする子どももいて、楽器に興味を示している様子が伝わってきました。
(インターン:M.T. 観察レポートより)
藤代優意/内藤歌子(ヴァイオリン) 福田道子(ヴィオラ) 伊藤七生(チェロ) トリトン・アーツ・ネットワーク主催、2011年度室内楽アウトリーチセミナー修了生によって結成。(一財)地域創造平成24年度公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業・鹿児島セッション派遣アーティスト。これまでに鹿児島県内のほか、トリトン・アーツ・ネットワークと中央区内にてアウトリーチを行う。2013年第一生命ホールオープンハウス、2014年三ツ星ベルトミュージックサロン出演。2019年2月、東京文化会館、トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール、サントリーホール3館連携若手アーティスト支援「アフタヌーン・コンサート」出演。 |