１２月１６日、豊洲にキャンパスを持つ芝浦工業大学が、江東区を中心とした地域の方々に大学を開放し、交流を深めるイベント、「大学開放DAY！」が開催されました。
近隣の企業もブースを出展しており、TANは、浜まゆみさん、金丸寛さんによるマリンバ２台のコンサートを行いました。
併せて、マラカス作りのワークショップと、マリンバ体験、マリンバ解体ショーも行いました。

コンサートには、道化師のギャロップやボレロ、剣の舞など、ご家族で楽しめる曲をたくさんご用意しました。
「見る」ことでも楽しめるように様々な仕掛けがあり、例えば、１円玉をマリンバの鍵盤の上に乗せて叩くことで、鍵盤が震えていることを伝えたり、「熊蜂の飛行」ではマリンバの周りをぐるぐる回りながら演奏しました。

「ボレロ」では、オーケストラでソロを楽器が引き継いでいく代わりに、マレットを替えたり、和音を変えたりして、マリンバの様々な音色を聴くことができるようになっていました。

会場の皆さんにボディーパーカッションで参加していただいた曲もありました。曲を演奏する前に浜さんと数種類のリズムを練習して覚えます。そして「ティコ・ティコ」の曲に合わせて体全体を使ってリズムを叩くのですが、浜さんの笛の合図で叩くリズムが変わっていきます。覚えるリズムが多く、必死になって参加していただいたためか、会場が一つになったように感じました。

コンサートの合間に行われたマラカス作りのワークショップとマリンバ体験にもたくさんのご家族がいらっしゃいました。

マラカスは、乳酸菌飲料の容器に、用意したお米、小豆、などを入れて作りました。完成したマラカスの音を鳴らしてみると嬉しそうな顔をして、「もう一個作りたい！と複数個作るお子さまもいました。

マリンバ体験にいらした方は、浜さんと金丸さんに丁寧に教わりながら一曲奏でてみたり、お二人に手を添えてもらって一緒に演奏したり。
浜さんも金丸さんも、体験に来てくださった方とお話をしたりして、マリンバ体験は常にアットホームな雰囲気で行われていました。

最後は、「マリンバ解体ショー」を行いました。
マリンバはそのまま運べないので、パーツに分解して持ち運びをします。
その分解の作業を皆さんにお見せしよう、という試みです。
みなさん中々見られない楽器の「後片付け」の様子を興味深そうに見ていらっしゃいました。

（インターン・吉本昌史）

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