日時 | 2023年8月28日(月) 9:40~10:25/10:45~11:30 |
---|---|
出演 |
松木亜希(トランペット) 平木仁(トランペット) 下田望(ピアノ) |
概要 |
対象者:4年生 人数:171名 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪久石譲:映画『天空の城ラピュタ』より「ハトと少年」
♪ヨーゼフ・バイヤー:バレエ組曲『人形の精』より
♪トランペットはどんなしくみ?
♪今と昔の楽器の音色の違いを聴き比べてみよう(ナチュラルトランペット)
♪ホーストランペット体験コーナー
♪作曲者不詳:アメイジング・グレイス(フリューゲルホルン)
♪ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日(音楽の先生と共演)
【レポート】
「トランペットのコンサートを聴きたい」という希望をいただき、TANBRASS(たんぶらす)や0~3歳児のためのロビーコンサートなどに出演いただいている、トランペット奏者の松木亜希さんと、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の平木仁さんに『トランペット博士になれるプログラム!』を考えていただきました。
ナチュラルトランペット、フリューゲルホルン、ピッコロトランペットと次々に楽器を変えての演奏は、耳も目も楽しめて、トランペットと一言で言っても様々な音や演奏の仕方があることを児童たちに伝えることができたと思います。 楽器体験コーナーでは、ゴムホースで作成したトランペットを体験してもらいました。マウスピースで音を出すのはなかなか難しいのですが、代表で体験してくれた児童たちはみんな音を鳴らすことができていました。体験できなかった児童のために、プログラムに『ゴムホーストランペットの作り方』を載せたところ、「家で作ります!」と感想に書いてくれた子がたくさんいました。
最後に演奏した『トランペット吹きの休日』では、「この曲はトランぺッターが3人必要なんだけど・・・今日はゲストを呼びました!」という紹介とともに、音楽の先生が登場してみんなビックリ!音楽の先生も子どもの頃からトランペットを演奏しているそうです。身近な先生の演奏によって、児童たちがさらに音楽に興味を持つきっかけとなればと思います。
(トリトンアーツ スタッフ)
【子どもたちのアンケートより】(抜粋)
●●曲によって音色がぜんぜんちがうことにおどろきました!
●私はバレエをならっていて、いまちょうど「人形の精」のおどりをおどっているのでそれを思い浮かべながら聴いていました。もっと上手におどりたいなと思いました。
●5年生になったら吹奏楽部に入りたいなと思いました。
●家に帰ってから同じ曲を聴いてみたけれど、コンサートのほうがずっとよかったです。コンサートの音楽には人を幸せにする力があると思いました。
トランペットを始めたのは、13才の時です。宮崎駿監督の映画「ラピュタ」でパズーがラッパを吹いている場面を見て、私もあんな風にラッパを吹きたいと思い、吹奏楽部でトランペットを選びました。明るくて力強く、一瞬で目を引く音を出す一面、演奏方法によっては包容力あふれる演奏ができるところが魅力です。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団団員。 「当日配布プログラムより転載」 |
それまで全く音符が読めなかったにも関わらず、同じくトランペットを吹いていた兄の影響で中学校の吹奏楽部に入りました。それ以来『ピアノのドの音がレに聴こえる病』にかかりながらもこの楽器の魅力に取り憑かれてしまいました。そして今は、たくさんの人にトランペットや音楽の魅力を感じてもらいたいといつも思っています。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団団員。 「当日配布プログラムより転載」 |
ピアノを通して音楽を表現することの素晴らしさにのめり込むようになったのは、みなさんと同じ小学4年生の時でした。音のパレットには88の鍵盤から色(音色)が無数に広がっていきます。トランペットと混ざり合う事でどんな色に聴こえるか、今日はたくさん感じてください♪ 「当日配布プログラムより転載」 |