日時 |
2023年11月20日(月)16:30~17:15 |
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出演 |
金管五重奏 MIYABI 雅 [松木亜希/星野朱音(トランペット)豊田万紀(ホルン)辻姫子(トロンボーン)伊関愛里(テューバ)] |
概要 |
対象者:吹奏楽部員ほか希望者 人数:30名 助成:文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪ロッシーニ(三澤慶編曲):オペラ『ウィリアム・テル』序曲
♪シャイト:「戦いの組曲」より「戦いのガイヤルド」
♪プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」
♪フィルモア:ラッサス・トロンボーン
♪ウォーラー:エイント・ミスビヘイヴン
♪フランス民謡(アイヴソン編曲):フレール・ジャック
♪エヴァルド:金管五重奏曲 第1番
I. Moderato
II. Adagio - Allegro - Adagio
III. Allegro moderato
【レポート】
吹奏楽部約30名の生徒は、着席した後は、身じろぎもせず表情も変えず静かに演奏に聴き入っていました。 自分自身も、金管楽器の音をほんの数メートルの距離で聴くことで、息遣いや音の振動そのものを体感でき非常に楽しい体験でしたが、生徒それぞれの吹奏楽部での課題を考えながら、聴いていたのではないかと思います。
またMIYABIのメンバーが、演奏前に聴き方のポイントや、演奏される金管五重奏曲の歴史などをお話したことで、より音楽の聴き方が深まったのではないかと思います。
演奏が終わった後には、多数の生徒が奏者の所に行って、日ごろの練習や奏法についての質問をしたり、熱心に相談に乗ってもらっている姿も見られました。吹奏楽部のメンバーであるだけに、ここに参加した生徒の熱気を感じました。
(トリトンアーツサポーター 観察レポートより)
【アンケートより】
・音の魅力を改めて間近に実感して、自分自身の演奏能力をもっと高められるように、深く追求していきたいと思った。
・表現の方法を増やしてより彩りのある演奏ができるようになりたい。
・個々の音ではなく全体の調和のとれた音楽が聞こえていて、細かいタンギングにもメロディーがちゃんと乗っている感じがして、アンサンブルの組み立てと役割という面でとても参考になりました。
武蔵野音楽大学、アムステルダム音楽院卒業。ノルテ管弦楽団(ポルトガル)首席奏者を経て、国内初の女性首席トランペット奏者として2017年から東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に所属。トランペットを中山園、橋本洋、フリッツ・ダムロウの各氏に、バロックトランペットをフリーデマン・イマーに師事。アムステルダム音楽院ブラスアンサンブルメンバーとしてシカゴ・ドイツツアー、The World Orchestra首席奏者としてスペインツアー、アフィニス夏の音楽祭等への出演のほか国内外のオーケストラに多数客演。第1回ルーマニア音楽コンクール管楽器部門第2位受賞。金管合奏団「宴」、「Trio AUBE」、「TANBRASS」の各メンバー。 |
愛知県立芸術大学音楽学部卒業。東京藝術大学音楽学部別科修了。第16回ヤマハ管楽器新人演奏会(名古屋)に出演。第90回日本音楽コンクール第3位。これまでに、トランペットを服部孝也、武内安幸、栃本浩規、佐藤友紀、菊本和昭の各氏に師事。現在、藝大フィルハーモニア管弦楽団トランペット奏者。ドルチェ東京・ミュージック・アカデミー講師。 |
千葉県出身。習志野市立習志野高等学校、東京藝術大学卒業。これまでにホルンを丸山勉、守山光三、日高剛、五十畑勉、西條貴人、伴野涼介の各氏に、室内楽を岡本正之、有森博、伴野涼介、山本正治の各氏に師事。現在、東京フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者。 |
京都市立芸術大学音楽学部管打楽専攻を首席で卒業。同大学大学院修士課程修了。卒業時及び修了時に京都市長賞、並びに京都音楽協会賞を受賞。現在東京フィルハーモニー交響楽団副首席トロンボーン奏者。関西トロンボーン協会理事。これまでにトロンボーンを小西智、神谷敏、呉信一、岡本哲の各氏に師事。第13回日本トロンボーンコンペティション第2位。第15回松方ホール音楽賞受賞。第10回東京音楽コンクール金管部門第2位(1位なし)。 |
東京音楽大学を2013年に卒業。テューバを寺山香澄、田中眞輔、大塚哲也の各氏に師事。演奏活動、レッスンを中心にフリーランスプレイヤーとして活動中。第28回 日本クラシック音楽コンクール テューバ部門第4位。伊藤楽器南船橋ららぽーと店、平山音楽院、プレスト音楽教室、各テューバクラス講師。 |