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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2020年1月14日(火)
①13:25~14:10
②14:25~15:10
出演 TANBRASS(金管五重奏+打楽器)
津守祥三/永井綾子(トランペット) 髙橋朋子(ホルン) 佐々木匡史(トロンボーン) 仁藤雄貴(テューバ) 川島佑介(打楽器)
概要 実施会場:明正小学校 音楽室
対象者:4年生
人数:50名
助成等:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】

♪ジョン・ウィリアムズ:オリンピックファンファーレ
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日(トランペット紹介)
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番 第2楽章(ホルン紹介)
♪フィルモア:ラッサス・トロンボーン(トロンボーン紹介)
♪サン=サーンス:動物の謝肉祭より「ぞう」(テューバ紹介)
~一緒に演奏しよう~
  ♪五田詩朗:Buzzing Waltz (バズィング・ワルツ)
♪ルイ・プリマ:シング・シング・シング(ドラム紹介)
♪ビゼー:ファランドール


【レポート】

1曲目はロサンゼルス五輪の為に書かれたファンファーレ曲。きっと子どもたちのご両親が幼少か生まれた頃に開催されたオリンピック。オリンピックファンファーレといえばこの曲という名曲だそうです。
そんな華やかな全員での演奏の後は、各楽器紹介と演奏者紹介。楽器紹介ではまず共通である音の出し方の説明がありました。口だけ(バズィング)でメロディを奏でている間に、そのままマウスピースをつけ、楽器をつけて、今度は逆にマウスピースだけ、口だけに戻ってくる一連の動きは、わかりやすく、また不思議な音もするので、子どもたちは大爆笑でした。★IMG_4187.JPG
そして、それぞれの楽器の演奏者が楽器の名前だけではなく、音の特徴とアンサンブルの中での役割を説明して、その楽器が主役の曲を披露。それぞれの楽器の音をじっくりと聴き、他の楽器との音色の違いを感じることができました。全部の楽器が終わった後は、子どもたちが金管楽器の音の出し方を実際に体験し「バズィング・ワルツ」を共演。金管楽器の音の出し方がより分かった子どもたちは、来年から学校で始まる金管バンドが一層楽しみになったようです。どの楽器をやろうかと、もうお友達と相談し始めていました。
打楽器は両手両足を使うドラムの説明の後、スネアを使って「ロール」体験。演奏者のスネアの演奏に合わせてその場で膝を叩き始めました。右・左・右と順調に叩いていますが、途中からは早すぎて追いつかず笑みがこぼれていました。
最後は子どもたちが鍵盤ハーモニカ等で合奏した曲をTANBRASS版で演奏。身を乗り出したり、覗き込むようにみたり、自分が演奏した楽器を思い出して指を動かしたり、これからやりたいと思った楽器の指や腕の動きをマネしたりとそれぞれ楽しみながら聴いていました。

(トリトンアーツスタッフ 観察レポートより)

プロフィール

TANBRASS (金管五重奏+打楽器)  
2011年12月に結成。認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークのコミュニティ活動に参加、クラシックの名曲からジャズまで幅広いレパートリーで、小学校などでの公演で好評を得ている。