日時 |
箏体験 2019年11月27日(水) ①9:30-10:15 ②10:35-11:20 ③11:25-12:10 2019年11月28日(木) ①10:35-11:20 ②11:25-12:10 ミニコンサート 2019年11月28日(木) 13:25-14:10 |
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出演 |
日本音楽集団 米澤浩(尺八)、熊沢栄利子(箏) |
概要 |
実施会場:江東区立豊洲小学校 体育館 対象者:小学4年生5クラス 人数:合計172名 助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
■お箏体験(45分間)
■ミニコンサート(45分間)
♪HAYAOパラフレーズ(編曲:米澤浩・熊沢栄利子)
♪六段の調(八橋検校)
♪鹿の遠音(古典本曲)
♪春の海(宮城道雄)
♪双魚譜 4章(吉松隆)
【レポート】
お琴ということで手の位置や角度を説明する時に子どもたちが真似しやすいよういに、モニターに手元を映して、細かく説明していたので口頭だけでは伝わりにくい部分を補い、理解しやすいようでした。出演者の方が「クイズ」という言葉を出すと手を挙げて答えようとしている姿や積極的に参加してくれたのが印象的でした。どのクラスも初めて知る爪を使わないでお琴を演奏する奏法に驚いていた様子でした。興味を持って、積極的に活動に参加しやすいかとなると、ゲーム感覚で学ぶ時間が必要だと感じました。「さくら」の奏法について学ぶ時に、ちょっとした雑学クイズがあると、子どもたちは、より興味を持つことが出来ると感じました。
一曲を一人で通すと、待っている子どもたちは、飽きて自分の番まで待ちきれないなどの可能性もあると思うのですが、リレー形式で一曲を演奏することで、子どもたちにとって「待つ」時間がなく集中することができ、良かったと感じました。また曲中に、ペアで交代時もワクワクと楽しそうに素早く、隣へと移動していて、お互いに協力することや、教え合ういい機会になると感じました。リレー形式での演奏はゲーム感覚で楽しんでいるように見えました。
一度で修得するのは難しくても、演奏を何度か繰り返したので、説明したことへの確認作業になり、慣れて怖がらずに芯のしっかりした張りのある音が鳴るようになっているようでした。奏法もしっかり身につけることが出来ると感じました。
(インターン日向杏珠翔 観察レポートより)