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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

リハーサル見学会

トリトン晴れた海のオーケストラ第7回演奏会
中・高・大学生対象 リハーサル見学会

基本情報

日時 2019年11月27日(水)18:40~20:00
出演 トリトン晴れた海のオーケストラ
概要 対象:中学生、高校生、大学生(保護者1名同伴可)
定員:30名様  
参加費:無料
会場:第一生命ホール
内容: 
・トリトン晴れた海のオーケストラ 第7回演奏会(2019年11月30日(土)開催)のリハーサルの一部の見学。
・プロデューサーによるワンポイント講座
曲目:
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」第五楽章、第8番第一楽章の一部
 

レポート

トリトン晴れた海のオーケストラ第7回演奏会の中学生、高校生、大学生を対象としたリハーサル見学会を開催しました。

リハーサル見学に加え、トリトン・アーツ・ネットワーク田中プロデューサーからのレクチャー講座も行われました。

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レクチャー講座では、オーケストラの編成や、どの出版社の楽譜を使用するか、配置決め、弦楽器は、弓付けをするなど実際にリハーサルが行われるまでにどのような事が行われるのかなど、お話がありました。

普段知ることの少ない演奏の裏話を聞く事が出来て、皆様に喜んで頂くことが出来たと感じました。

リハーサル見学では、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」第5楽章と交響曲第8番の第1楽章を客席で聴きました。

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見学会の日がリハーサル初日だったのですが、「もう本番のようでした」と感想を頂くくらいの迫力と完成度に、皆様驚かれていたご様子でした。

指揮者のいないオーケストラということでコンサートマスターを中心に「演奏する」というよりも、「音楽を創る」という印象を受けました。

コンサートマスターが提案をし、出た意見に応える、奏者の考えを伝えるという光景に、見学されていた皆様も、楽しんでリハーサルの時間を過ごしていたと感じました。

私も見学して、奏者一人一人のことを考えるコンサートマスターの姿や、何かを提案したり、指示を出した後のオーケストラの音の変化にとても感動しました。

指揮者のいない分フェルマータなど揃えることが難しい場面では拍の指定や弓、息遣いで合わせている姿など、プロの方々の演奏のリハーサルを見学することが出来て、とても貴重な経験となったと感じました。

(インターン日向杏珠翔 観察レポートより)

プロフィール

トリトン晴れた海のオーケストラ  
認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークが2015年6月に立ち上げた、第一生命ホールを拠点とする室内オーケストラ。地域に密着した最高峰の室内オーケストラをめざし、第一生命ホールが位置する中央区晴海にちなんで名づけられた。コンサートマスター矢部達哉のもとに集ったメンバーで、指揮者を置かず、室内楽の延長のような、自発的で研ぎ澄まされたアンサンブルを特徴とする。モーツァルトの交響曲を中心としたプログラムで、第一生命ホールにおいて定期的に演奏会を行ってきた。トリトンアーツの若手演奏家支援プログラム「アドヴェントセミナー」「室内楽アウトリーチセミナー」出身の演奏家も参加。