日時 |
2019年11月26日(火) ①13:05~13:50 ②14:05~14:50 |
---|---|
出演 |
TANBRASS 松木亜希/永井綾子(トランペット) 髙橋朋子(ホルン) 佐々木匡史(トロンボーン) 仁藤雄貴(テューバ) 川島佑介(打楽器) |
概要 |
実施会場:江東区立豊洲北小学校 小体育館 対象者:小学4年生4クラス 人数:152名 助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♫音楽は1人でも楽しい、2人でも楽しい。では6人では?!♫
~演奏する楽器の名前と組合わせ・合奏の楽しみ・楽器の仕組みを知ろう!~
♪久石譲:ハトと少年(トランペット紹介)
♪サン=サーンス:動物の謝肉祭より「象」(テューバ紹介)
♪フィルモア:ラッサス・トロンボーン(トロンボーン紹介)
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番第2楽章(ホルン紹介)
~ホース楽器を使ってみよう~楽器の長さ比べと、音の幅比べ
♪It Don't Mean a Thing(ドラム紹介)
♪やってみよう
~一緒に歌おう~
♪豊洲北小学校・校歌~いつも元気~
♪日本童謡:昔話三太郎メドレー
【レポート】
演奏者は1人ずつ演奏しながら入場し、楽器と自己紹介をしました。子どもたちは次はどんな楽器かな?という期待感で音がするたびに入場のドアに注目していました。
楽器紹介では各楽器の見た目の違いや音色に興味を持ち集中して聞いていました。特にチューバの曲名当ては、子どもたちの想像力を掻き立てられたようで楽しそうでした。
次にホースを使って金管楽器の音の出る仕組みを説明。ホースの長さくらべを交えて子供たちに参加してもらいました。どうやって音を出すのかなど不思議に思っていた子どもたちは、初めは恐る恐るホースを触っていましたが、どんどん積極的になり、演奏者もびっくり。
ドラムが加わると、音やリズムを体感して自然に体でリズムをとる子どもが増えていました。また「やってみよう」の演奏は運動会のダンスで使った身近な曲で親しみもあり、より一層笑顔で、友達と顔を見合わせたりリズムをとったり、とても楽しそうな子どもたちと先生方でした。次の「校歌」は普段と違うTANBRASSの伴奏で一緒に歌いました。楽器の音に高揚感もあってだんだん歌声が大きくなっていました。プログラム最後の「三太郎メドレー」では曲の出だしで、何の曲かな?と想像し、あれだ!と曲が変わるたびに子どもたちの表情も変化し楽しんでいる様子がよくわかりました。アンコールに「リパブリック賛歌」の演奏があり、楽器の特徴や仕組みを知り、音の重なりを楽しむということを実感できたようで、多くの子どもたちが、ノリノリで手拍子し、体でリズムをとり自然と演奏を楽しんでいる様子でした。
演奏者の進行もトークも、上手に子どもたちを惹きつけていたと思います。演奏の前にクイズを出すと集中して聴いていたので、注目してほしいときにクイズを出すと想像力を働かせ、さらに興味を持って聴いてくれるのではないか思いました。
(サポーター田辺彩子 観察レポートより)