トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2018年10月3日(水)
1~2歳児(15分間)10:00~10:15
3歳児(20分間)10:30~10:50
4~5歳児(30分間)11:10~11:40
出演 吉野駿/北見春菜(ヴァイオリン) 福田道子(ヴィオラ) 伊藤七生(チェロ)
概要 実施会場:豊洲保育園
対象者・人数等:1~5歳児110名
助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

プロフィール

吉野駿(ヴァイオリン)  Yoshino Shun, violin
5歳からヴァイオリンを始める。ニューヨークのジュリアード音楽院(プレカレッジ)にて研鑽、桐朋学園大学音楽学部を卒業。日本学生音楽コンクール・東京大会入賞。2013年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」に参加。また2014年12月まで、カナダのオタワ国立芸術センター管弦楽団(NACO)にアカデミー生として在籍。
©Brent Gervais
北見春菜(ヴァイオリン)  Kitami Haruna, violin
7歳からヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究生及び桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程生修了。サントリーホール室内楽アカデミー第1期生、第2期生修了。2012年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」に参加し、第一生命ホール オープンハウス、ロビーでよちよちコンサートなどに出演。横浜市栄区民文化センターリリス・レジデンス・アーティストとして、地元横浜でも演奏活動をしている。
福田道子(ヴィオラ)  Fukuda Michiko, viola
国立音楽大学附属音楽高等学校在学中にヴィオラを始める。桐朋学園大学音楽学部で学び、同大学研究科、桐朋オーケストラ・アカデミーでも研鑽を積む。2011年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」に参加。サイトウキネンフェスティバル、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀などに参加。
伊藤七生(チェロ)  Ito Nanami, cello
9歳からチェロを始める。桐朋学園大学を卒業、同大学の大学院修士課程を修了、ドイツやスペインの音楽祭でも研鑽を積む。2011年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」に参加。鹿児島県や富山県、八王子市や中央区でアウトリーチ活動をした他、現在はサルビアホールアーティストバンク2018登録アーティストやフェリス女学院大学音楽学部副手として地元横浜で活動する他、バレエとのコラボレーションもしている。
©S.Imura

レポート

【プログラム】
♪グラズノフ:弦楽四重奏曲より第3楽章抜粋
自己紹介と楽器紹介
♪グラズノフ:弦楽四重奏曲より第1楽章抜粋
カルテットと音の重なりの話
♪グラズノフ:弦楽四重奏曲より第2楽章抜粋
外国のお祭りの話
♪グラズノフ:弦楽四重奏曲より第4楽章抜粋
♪みんなで歌いましょう(1~2歳児は手遊び)
静かな湖畔(1~2歳児)、しゃぼん玉(3歳児)、手のひらを太陽に(4~5歳児)

※1~2歳児の回、3歳児の回は上記を短くしたプログラム

【レポート】
■1~2歳児の回
出演者が入場し演奏が始まるとほとんどの子が注目していました。初めて見る楽器、耳にする音という子が多かったのでしょうか。
曲のテンポに合わせてリズムをとる子、手を動かしてヴァイオリンを弾くのを真似しているかのような子がいました。音の迫力に少しびっくりする子もいたのですが、楽器との距離が近かったので音が大きいと感じたのかもしれません。
保育士の皆さんも、子ども達の自然な反応に新鮮な印象を感じているようでした。

■3歳児の回
演奏が始まると楽器と演奏者を食い入るように見つめる子、じっと聴き入る子、笑顔になる子など、いろいろな表情がありました。進行や曲の変わり目には、次の展開を期待して楽しみにする様子も見受けられ、出演者とのお話のやりとりも盛り上がっていました。
楽器の事を知っている子もいたので、演奏の様子に興味を持った理、音色を楽しんだのではないでしょうか。子ども達は自分の気持ちや感想を伝えたくて仕方がないように見えました。

■4~5歳児の回
コンサートを楽しみにしていた子が多かったようで、1曲目が始まると「わぁ~」「いい音」などの声があがりました。隣同士で小声で話しながらニコニコ楽しそうに聴いている子もいました。
子ども達は曲に合わせてリズムをとり、体を動かし、表情を変えて楽しんでいて、曲ごとに拍手が起こりました。
特に、リズミカルでのりやすいテンポの曲や、知っている曲は楽しかったようです。外国のお祭りの曲「グラズノフ:弦楽四重奏曲より第4楽章抜粋」では、子ども達から自然に手拍子が沸き起こりました。
演奏はもちろん、コンサートという非日常の雰囲気を楽しんでいたように思いました。

(全体を通して)
子ども達の反応はとても素直で、様子を見ていて心が洗われる気がしました。演奏者の皆さんも、子ども達に楽しく聴いてもらえるように、年齢に合わせて上手く進行されていたと思います。
保育士の皆さんもリラックスしてコンサートを聴いたり、見守ったりしてくださったのではないでしょうか。

サポーター田辺彩子 観察レポートより