日時 | 2018年2月8日(木)10:45~11:30/11:35~12:20 |
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出演 | 堀米 綾(ハープ)、森岡有裕子(フルート) |
概要 |
実施会場:中央区立阪本小学校 音楽室 対象者:小学4年生1クラス、5年生1クラス 人数:計44名 助成等:文化庁「平成29年度劇場・音楽堂等活性化事業」 |
【プログラム】
F.J.ゴセック:タンブーラン
G.ビゼー:アルルの女
A.オネゲル:めやぎの踊り(フルートソロ)
ヘンデル:ハープ協奏曲より第1楽章(ハープソロ)
M.ラヴェル:ハバネラ形式の小品
J.イベール:間奏曲
【レポート】
●小学4年生の豊かな感受性に感動しました。 — 3曲目の「めやぎの踊り」(フルートソロ)は,ストーリーのあらましを伝えてからの演奏でした。ちょっとの情報だけだったにも関わらず,こどもたちは演奏からストーリー・情景を充分にイメージできていたようでした。
●こどもたちはハープに詳しくなりました — 「ハープ協奏曲」の演奏前に,ハープのつくり・しくみの説明がありました。弦の素材・色,ペダルの数・はたらき,使う指は左右とも4本ずつ,などなど。4年生のクラスでは,こどもたちの質問がハープに集中していました。
●児童全員がグリッサンドを体験 — こどもたちは一人ずつ順番にハープのグリッサンドを体験させてもらいました。満足げな顔,得意げな顔がいっぱいありましたが,きれいな音色を出すこどもが多かったことも印象に残りました。
サポーター山本 直樹 観察レポートより
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学を卒業。同声会新人賞受賞。シエナ・キジアーナ音楽院夏期マスタークラス修了。2007年jazz pop harp festival(ソルトレイク)への参加を転機に、クラシックを軸にしながらも様々なジャンルへと活動の場を広げていく。現在「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「間を奏でる」「ゴシキヒワ」「アンサンブル東風」等、多彩なユニットに在籍。国内外で演奏の他、複数のアルバムをリリースしている。 |
パリ生まれ。国立音楽大学附属高校卒業後に渡仏。パリ国立高等音楽院フルート科、室内楽科を最優秀で卒業。第13回びわ湖国際コンクール一般部門第一位。ヴィルクローズアカデミーよりクリスチャン・ラルデ賞を授与。フランスを代表するオーケストラで演奏。室内楽の分野でも幅広く活躍しパリで数々の演奏会に出演。現在は日本を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として精力的に活動している。国立音楽大学非常勤講師。 |