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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2019年12月16日(月)
10:45~11:30
出演 TANBRASS
松木亜希/永井綾子(トランペット) 髙橋朋子(ホルン) 佐々木匡史(トロンボーン) 仁藤雄貴(テューバ) 川島佑介(打楽器)
概要 実施会場:城東小学校 音楽室
対象者:4年生
人数:25名
助成等:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】

♪アンダーソン:そりすべり
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日(トランペット紹介)
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番 第2楽章(ホルン紹介)
♪フィルモア:ラッサス・トロンボーン(トロンボーン紹介)
♪サン=サーンス:動物の謝肉祭より「ぞう」(テューバ紹介)
~一緒に演奏しよう~
  ♪五田詩朗:Buzzing Waltz (バズィング・ワルツ)
♪デューク・エリントン:スイングしなけりゃ意味ないね(ドラム紹介)
♪チャイコフスキー:くるみ割りセレクション
~みんなで歌おう~
  ♪あわてんぼうのサンタクロース


【レポート】

サンタ帽を被って鈴を鳴らしながら登場。音楽室は一気にクリスマスコンサート会場。
元気な挨拶のあと、それぞれの楽器説明がありました。まずは金管楽器共通の音の出し方の説明。あるCM曲のフレーズを口だけ⇒マウスピースをつけた状態⇒楽器をつけた状態⇒マウスピースの状態⇒口だけで披露してくれました。大変わかりやすく、また楽器をつけていないとちょっと面白い音なので、子どもたちはクスクス笑顔がこぼれていました。IMG_3958カット★.jpg
そのあと、アンサンブルの中での楽器の役割を教えていただき、その役割とは別に主役になる曲をそれぞれの楽器で披露。それぞれの楽器の特徴がわかる選曲で、華やかだったり、うっとりした音色だったり、驚きの演奏だったり…楽しく楽器の名前と音色を知ることができました。そして、先ほどの音の出し方、唇を震わせるバズィングを教えてもらい、TANBRASSの演奏に合わせて今度は子どもたちがバズィングで共演。子どもたちは高学年になったら金管バンドの練習がはじまるので、最初の音の出し方、唇の使い方には熱心に挑戦していました。初めての挑戦はメンバーに褒められとても嬉しそうでした。
ドラムセットは学校の楽器をお借りしたそうで、自分たちが普段音楽室で目にしている楽器が、こんなに多彩な音色・リズムを繰り広げるのかと驚きとリズムのカッコよさに自然と体が反応していました。
いよいよTANBRASS全員でのアンサンブル曲。この時期によく耳にする曲を演奏しました。よく耳にはするけど、どんな物語なのか内容を知らなかった子どもたち。物語のあらすじの説明を聞いてから、演奏を聴きました。知っている曲と今日初めて聞いた曲の数を比べたり、子どもたちは、それぞれの思いを胸に「くるみ割り人形セレクション」を聴いていました。プログラム最後は子どもたちの歌とTANBRASSの演奏による共演。普段のピアノ伴奏と違う迫力を感じながら、元気よく気持ちよさそうに歌っていました。

(トリトンアーツスタッフ 観察レポートより)

プロフィール

TANBRASS (金管五重奏+打楽器)  
2011年12月に結成。認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークのコミュニティ活動に参加、クラシックの名曲からジャズまで幅広いレパートリーで、小学校などでの公演で好評を得ている。