【プログラム】

・M.ショート：イントラーダ

・T.メールラ：カンツォン「うぐいす」

・G.F.ヘンデル：組曲「水上の音楽」よりホーンパイプ

・J.S.バッハ：ブーレⅠ＆Ⅱ（管弦楽組曲第２番より）

・F.シューベルト（江崎編曲）：軍隊行進曲

・J.ブラームス（江崎編曲）：ハンガリー舞曲第５番

・H.ジョンソン：アイスクリーム

・J.マークス（江崎編曲）：赤鼻のトナカイ

・A.ハチャトリアン（江崎編曲）：剣の（小）舞

・みんなで吹こう！

♪ F.グルーバー（江崎編曲）：きよしこの夜

♪ W.A.モーツァルト：おいらは鳥刺し

・みんなで歌おう！ 日本橋小校歌

【レポート】　

・クラスによって反応は全くことなったが、2クラスあるうちどちらのクラスも曲が始まると集中して聴いていた。また、両クラスとも共通して、アーティストから楽器の吹き方、技、を教えてもらった時は生き生きと教えられた事を実践していた。

・歌詞を知っている曲が始まると口ずさむ子どもがいたり、アーティストからの質問や楽器の説明、曲の説明などに対するレスポンスが非常に良かったり、対話がしっかりと成立していて子どもたちが楽しんでいる様子が窺えた。

・アーティスト側が子どもとの絶妙な距離感を作っていたこと。また。リコーダーという身近な楽器だったため、実践しやすかったのだと思う。

・アーティスト側の質問に対してレスポンスがあるとそれに対して共感する事で興味の方向をしっかりとアーティストに固定してるように感じた。また、超絶技巧など用いた演奏など子どもたが興味をもちやすい工夫が散りばめられていた。

・子どもたちが普段音楽の時間に吹くリコーダーとは違う種類のリコーダーの音に大変興味を持っていた。普段吹いているソプラノリコーダーと形の少し異なるバスリコーダーや、とても高い音のでるソプラニーノリコーダーの音が鳴るとすぐに反応にてそちらに視線をやるなど、集中して聴いている様子が窺えた。

インターン小宮有稀　観察レポートより