好評にお応えして昨年より1日2回公演となった「子どものためのクリスマス・オーケストラ・コンサート」が今年も12月に開催されます。昨年は2回とも早々に完売となり、多くのファミリーに楽しんでいただいているその魅力はなんでしょうか?
60分でオーケストラの楽器博士になれる!?
コンサートは60分という短い時間ですが、各楽器の特徴がよくわかるプログラムになっています。はじめはヴィヴァルディのよく知られている名曲『四季』より「冬」を弦楽器のみのアンサンブルでお届けします。4種類の弦楽器はそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?
次のグノー作曲の「9つの管楽器のための小交響曲」では木管楽器の柔らかい音色をお楽しみいただけます。二人のトランペッターが活躍する「トランペット・ヴォランタリー」では耳にしたことのあるメロディーが聴こえてきますよ。アンダーソンの「クリスマス・フェスティバル」はご存知のクリスマス曲がメドレーで次々に登場します。
各楽器の音色や特徴がわかったところで、最後はハイドンの交響曲でオーケストラの迫力の演奏を体感してください。
ARCUSには指揮者がいない!?
出演のARCUS(アルクス)はNHK交響楽団をはじめ、様々なオーケストラで活躍する若手の演奏者が集まり結成された団体です。大人はもちろんのこと子どもたちにもっともっと音楽を好きになってもらいたいと演奏者一人一人が意見を出し合いながら音楽作りをしています。
そんなARCUSには指揮者がいません。どのように息を合わせているのでしょうか?ヴァイオリンの一番前で客席に近いところに座っている人を「コンサートマスター」と呼びます。コンサートマスターが呼吸と共に送る合図にみんな合わせて演奏をします。その瞬間を見るのもオーケストラの楽しみの一つです。
小学生のお子さんはステージに上がれる!?
事前に申し込みをした小学生のお子さんはコンサートの途中でステージに上がって演奏を聴くことができます(各回先着40名)。大迫力の音を身体全体に感じ、演奏中の演奏者を間近で見ることもできます。
お子さまへ、音楽のクリスマスプレゼントはいかがでしょうか?
チケットは、9月26日発売。よいお席はお早めに!