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①中央区立有馬小学校 2025年6月20日(金)45分間2回(2クラスずつ) ②中央区立京橋築地小学校 2025年6月23日(月)45分間1回 ③中央区立月島第二小学校 2025年7月8日(火)45分間2回(片方は2クラス合同) |
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出演 | TANBRASS(金管五重奏+打楽器) |
概要 |
対象者:4年生 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
有馬小学校・京橋築地小学校
♪アンダーソン:プロムナード
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番第2楽章
♪ローマン:バイエルン・ポルカ(笑うトロンボーン)
♪サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」より「象」
♪五田 詩朗:バズィングワルツ
♪ルイ・プリマ:シング・シング・シング
♪昔話三太郎メドレー
月島第二小学校
♪ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日
♪ハーライン:星に願いを
♪ローマン:バイエルン・ポルカ
♪ウォーラー:エイント・ミスビヘイヴィン
♪五田 詩朗:バズィングワルツ
♪ルイ・プリマ:シング・シング・シング
♪月島第二小学校 校歌
♪昔話三太郎メドレー
【レポート】
拍手の中で演奏者が入場してくると、楽器を間近で見た時に「へー」と驚きの声が上がりました。
突然金管楽器の音が、体育館に鳴り響き、その音量の大きさに子供たちは目を丸くして圧倒されていました。
トランペットの永井さんが音の出し方を子ども達に問いかけると、すぐ手を上げて「唇をふるわせて吹くの」と答える子がいました。
「正解!」周囲から拍手が起こり、嬉しそうな表情を浮かべました。「トランペット吹きの休日」は早いテンポで、楽器を左右に振りながら演奏されました。トランペットが自分の方に向くと、その音の大きさにびっくりしてしばらく身動きができないほどの迫力のようでした。
トロンボーンの説明の時には「ウア-大きく、伸びてる!」と驚きの声が上がり、スライドの動きを真剣に見つめながら楽しんでいました。
「動物の謝肉祭」の一曲を演奏する際には曲名を言わないで演奏。終了後、「この動物はなにかな」と子ども達へ質問しました。「豚!」「ライオン!」「くま!」「ネコ!」など元気よく動物の名前があがりました。「正解は象でした。でも間違いは無くて、自由にイメージをしながら音楽を聴いてほしいです」と説明がありました。
続いて、演奏者がそれぞれの楽器の長さのホースを出して吹きました。子ども達は初めはただのホ-スで音が出るのか心配そうな顔をしていましたが、ちゃんと楽器のような音色が出て全員「え!本当」「へ-」と驚きの声を上げて、大きな拍手が起こっていました。
また、バズィングのやり方の説明がされました。教えてもらった通り指を唇につけて音が「ブー」と出ると友達同士で笑っていました。皆一斉に吹いたり、クラス別に分かれて吹いたりして、演奏者と一緒に演奏できて、とても楽しそうでした。
金管楽器の説明が終わったところで打楽器が登場。「みんなで8ビートの叩き方をやってみよう」
ドラムに合わせて両手と足でリズムをとります。徐々に早く難しくなっていき、会場が盛り上がりました。盛り上がったところで「シング・シング・シング」が演奏され、子ども達は体を大きく揺らして音楽を楽しみました。
全員が手を叩いて、満足そうな笑顔で音楽を楽しんでいました。
(トリトンアーツサポーター 塚田 寛 有馬小学校アウトリーチ観察レポートより)
【子どもたちのアンケートより】
●いろいろな楽器の音が聞こえて最高だった
●ずっとここにいたいと思えるコンサートでした
●もっといろんな曲が聞きたくなったから第一生命ホールに行ってみてまたいろんな曲が聞きたいです。