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| 日時 |
中央区立日本橋幼稚園 2025年5月21日（水）9:15～9:45／ 10:00～10:20／10:40～11:10 |
|---|---|
| 出演 | 鈴木絵由子（ヴァイオリン） 岩根 愛（ヴァイオリン、ヴィオラ） 山田健史（チェロ） 佐々木大輔（コントラバス） |
| 概要 |
対象者：年少・年中・年長 人数：63名 助成：文化庁文化芸術振興費補助金（地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業）│独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪マーク・オコーナー：アパラチア・ワルツ
♪楽器紹介～どんぐりころころにのせて～
♪エルガー：ニムロッド
♪ピアソラ：オブリビオン
♪ロッシーニ：弦楽のためのソナタ第6番ニ長調「嵐」より第3楽章
♪久石譲：「となりのトトロ」より「さんぽ」「となりのトトロ」
♪日本橋幼稚園の歌 ＊みんなで歌いましょう
アンコール
♪アラン・メンケン： 「リトル・マーメイド」より「アンダー・ザ・シー」
【レポート】
演奏者が楽器を持って入場すると、園児たちは楽器をこんなに近くで見たことがないようで、興味深く見ていました。特にコントラバスの大きさに「大きい！」など歓声をあげてびっくりしていました。楽器を近くでみせてもらうと楽器の木目を「絵が書いてある」などと驚きながらじっくり見ていました。演奏者が４本の絃を「１、２、」と言って１本ずつはじいて音を出すと、園児たちもその音色の違いに興味を沸かせながら一緒に数えて楽しみました。
音の違いを興味深く聴き、特にコントラバスの低音の音に驚いていました。弓の質問では、佐々木さんが弓の白い毛の部分を外すと皆驚いて「ヒモ！」「ママの髪の毛みたい」「そうめんみたい」と不思議そうに考えて、牧場で走る動物とヒントを与えると「牛！」「馬！」と元気よく発言していました。
オコ－ナーやエルガ－、ピアソラなどの叙情的な演奏では静かに聴きいっていました。時々ヴァイオリンとヴィオラの音の違いを興味深く聴き分けていました。佐々木さんがロッシーニの《嵐》の曲の様子を紹介すると、園児たちは「海」「雷もあるよ」と楽しく連想して発言していました。
皆が知っている《さんぽ》と《となりのトトロ》では、手拍子をして体をゆすり、中にはお友達同士顔を合わせ笑顔で楽しく歌っていました。《さんぽ》が終わったとき「他の曲も演奏して！」の声がでて、《となりのトトロ》の演奏の時はひときわ大きな声で歌っていました。とても盛り上がった時間でした。園歌は、年少組は聴いて楽しみ、年中・年長組は、「園歌を歌えるよ！」と元気よく返事をして演奏に合わせて全員大きな声で歌っていました。 もう終わるの？という雰囲気の中、自然とアンコ－ルの声があり、演奏者が「もう１曲演奏します」と言うと拍手がありました。最後に園児が立って感謝のお礼をして終了しました。帰る時に最後まで楽器を見ながら、園児と保護者の方々も満足した笑顔でした。
（トリトンアーツサポーター 塚田寛 観察レポートより）
| 桐朋学園大学音楽学部卒業。日本アンサンブルコンクール室内楽部門優秀演奏者賞(最高位)受賞。大阪国際音楽コンクール デュオ・アンサンブル部門第1位とグランドファイナルにてラヴェル賞受賞。ザグレブ国際アニメーション映画祭で特別賞を受賞した『ベルーガ』で演奏を担当。 Fugato Academy Festival（フランス）、ビジョン2030音楽交流事業サウジアラビア公演に参加。デア・リング東京オーケストラに初回から参加。 |
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| 桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、同大学カレッジ・ディプロマコースを経て、ハンガリー国立リスト音楽院留学。帰国後は2012年より定期的にリサイタルを開催。2020年に荻窪祝祭管弦楽団とシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏し、好評を博する。現在、室内楽、ソロ、オーケストラで演奏活動を行っている。 |
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| 桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。大学卒業後渡仏し、リヨンにて研鑽を積む。第14回宮崎国際音楽祭等、国内外の音楽祭に出演。第33回コンセール・ヴィヴァン新人演奏家オーディションに弦楽四重奏で合格。現在はソロ、室内楽、オーケストラ等で幅広く活動を行っている。桐朋学園芸術短期大学演奏助手。これまでにチェロを田辺幹夫、秋津智承、北本秀樹、イヴァン・シフォロー、ヘルマー・シュティーラーの各氏に師事。 |
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| 東京藝術大学器楽科卒業後に渡米、アメリカフロリダ州リン大学にてディプロマコース修了。PMF、サイトウキネンフェスティバル松本、別府アルゲリッチ音楽祭などに参加。これまでに信田尚三、永島義男、山本修、西田直文、石川滋の各氏に師事。現在フリー奏者としてオーケストラ、室内楽、ソロ、アウトリーチなど様々な活動をしている。YouTubeにて演奏動画配信「コントラバス佐々木大輔チャンネル」 |
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