活動動画 公開中!

トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
Menu

レポート

アウトリーチ

4年生はじめてのクラシック
 浜まゆみ(マリンバ)
 クリス・フロー
  (パーカッション)

中央区立豊海小学校
中央区立日本橋小学校


基本情報

日時 ①中央区立豊海小学校 
 2024年9月17日(火)10:30~11:15/11:25~12:10/13:20~14:05
②中央区立日本橋小学校 
 2024年9月18日(水)9:35~10:20/10:40~11:25/11:35~12:20
出演 浜まゆみ(マリンバ)、クリス・フロー(パーカッション)
概要 対象者:①3年生 ②4年生 
人数:①146名 ②71名

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】
♪B.ウィッティバー:リズムダンス
♪リムスキー=コルサコフ作曲/M.レス編曲:熊蜂の飛行
♪M.メンケ:アイネ クライネ ティッシュムジーク
~みんなの知っている打楽器が出てくるかな?~
  ♪L.イエッセル:おもちゃの兵隊の行進
♪Z.アブレウ:ティコ ティコ
♪E.セジョルネ:ハムシン


【レポート】
 浜さんがトーキングドラムを、クリスさんがドゥンベックを叩きながら登場。
演奏家が子どもたちの座席の間を練り歩きながらするリズムでのコール&レスポンスのパフォーマンスにより子どもたちの緊張がほぐれ、笑顔が見られました。●IMG_2548.jpg  演奏後の楽器説明は、子どもたちの発言を取り入れながらだったので子どもたちが更に積極的に参加しようとする姿勢が見られました。 また二人で立ち位置を交換したり、前に回ったりして演奏するマリンバの奏法や、楽器ではない道具を使った演奏に驚き、ユニークな音の出る楽器がたくさん出てくる曲では、もっと見たいとアンコールをして、音楽の自由さを楽しみました。
 演奏者からこれからどんな曲を演奏するのかお話があるので、子ども達はそれぞれが予想をしながら演奏に見入っている様子で、開始時よりも音楽を心から楽しんでいることが伝わり印象深かったです。マレットの持ち方やタンバリンの奏法を「おうちや学校で練習してみて」と話しており、アウトリーチの時間のみで終わらない体験をしていることが感じられました。

(2024年度インターンKH 日本橋小観察レポートより


【子どもたちのアンケートより】(2校より抜粋)

●知らない楽器(外国の楽器)がたくさんでてきておもしろかった。 ●難しい曲なのに、みんなが楽しくなるように演奏していた。 ●迫力もあって すごかった。

プロフィール

浜まゆみ(マリンバ)  
桐朋学園大学打楽器科マリンバ専攻を首席で卒業。同大学研究科を修了した後、アメリカのミシガン大学打楽器科大学院へ留学しました。1999 年、第 2 回世界マリンバコンクール第 2 位。東京交響楽団、サンフランシスコ室内管弦楽団等との共演、国際打楽器芸術協会(米国(アメリカ)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにて演奏、海外にてマスタークラスを開催するなど、国内外でコンサートやアウトリーチなどを幅広く行なっています。
クリス・フロー Christopher Froh(パーカッション)  
高く評価された演奏や精力的なレクチャーを通してニューミュージック創作の普及に努め、17ヵ国の作曲家による200以上のソロ作品や室内楽作品を初演。リンカーン・センター・チェンバー・ミュージック・ソサイエティやヨーヨー・マとのシルクロード・アンサンブルなどとの共演は、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、シカゴ・トリビューン紙などで絶賛。桐朋学園大学、ミシガン大学、イーストマン音楽院にて安倍圭子、マイケル・ ウドー、ジョン・ベックの各氏に師事。2004年よりアメリカのカリフォルニア大学デイヴィス校の教授として打楽器と室内楽を指導。