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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 ①有明西学園
2024年5月23日(木)24日(金)
箏体験:9:40~12:25
鑑賞:13:40~14:25
出演 出演者 日本音楽集団  
①米澤 浩(尺八) 熊沢 栄利子(箏)
概要 対象者:①4年生
人数:①182 

助成:助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】
■お箏体験

・「さくら」をリレーで演奏 ※2人1面で体験>
■コンサート


・久石譲(編曲:米澤浩・熊沢栄利子):HAYAOパラフレーズ(箏・尺八)
・八橋検校:六段の調(箏)
・尺八本曲:鹿の遠音(尺八)
・宮城道雄:春の海(箏・尺八)
・吉松隆:双魚譜 4章(箏・尺八)


【レポート】

(有明西学園)
 有明西学園の4学年は6クラスあり、2日間に分けて「Meet the 和楽器」を実施しました。午前中の箏体験では、ペアで一つの箏を体験してもらい『さくらリレー』に挑戦しました。児童たちは箏爪をはめて絃を弾くことに苦戦している様子でした。でも、クラスで音楽のバトンを受け渡しながら『さくら』を最後まで演奏できた時は、みんなキラキラとした笑顔で達成感に溢れていました。★IMG_0141.JPG 午後は、講師の熊沢栄利子さんと米澤浩さんによる箏と尺八のミニコンサートを聴いてもらいました。箏の体験を通して興味関心が沸いた児童たちは、箏の演奏を食い入るように見たり、尺八にも興味を持って聴いている様子でした。目の前で聴く生演奏だからこそ伝わる、和楽器の繊細なゆらぎを体感してもらえたのではないかと思います。

(トリトンアーツ スタッフ)


【子どもたちのアンケートより】(抜粋)
(体験)
●初めてお箏をひいてみて、思ったこともないきれいな音だったのでとてもびっくりしました。思ったよりも箏のげんを強く押さないと大きくきれいな音が出なかったのでむずかしかったです。
(鑑賞)
●2つだけの楽器ですごくきれいな音が出るなんて知らなかったのでとてもびっくりしました。
●箏の演奏で一番すごいなと思ったのは「力の使い加減」です。
●「鹿の遠音」はほんとうに鹿が鳴いているように聞こえました。
●曲のできた理由や作曲者の生い立ちなどわかりやすく説明してくださってさらに音楽を楽しめました。

プロフィール

日本音楽集団(邦楽アンサンブル)  Pro Musica Nipponia
1964年創立。伝統的な日本の楽器である、箏・尺八・三味線・琵琶・胡弓・笛、小鼓・太鼓などの打楽器、笙・篳篥などの雅楽器による和楽器オーケストラです。和楽器数十名と指揮者による大合奏は迫力満点です。
現在では、定期演奏会を中心に、全国各地での公演、教育機関での音楽鑑賞会、録音・放送・映画・演劇などさまざまな分野で演奏活動を行っています。
海外では、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国、東南アジア、オーストラリア等、31ヵ国151都市で公演を実施。アイザック・スターン、ヨー・ヨー・マや、ゲヴァントハウス・オーケストラ、ニューヨークフィルとの共演を実現、海外でも高い評価を得ています。
文化庁芸術祭大賞、第2回音楽之友社賞、レミー・マタン音楽賞、モービル音楽賞など、受賞履歴多数。
http://www.promusica.or.jp