日時 |
2023年1月13日(金) 9:35~10:20/10:45~11:30 |
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出演 |
金管五重奏団 バズ・ファイブ [松山萌/星野朱音(トランペット) 友田雅美(ホルン) 加藤直明(トロンボーン) 石丸薫恵(テューバ)] |
概要 |
対象者:4年生 人数:142名 助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲より
♪ジブリメドレー
♪L.アンダーソン:ラッパ吹きの休日 (トランペット紹介)
♪W.A.モーツァルト:ホルン協奏曲第1番より第1楽章 (ホルン紹介)
♪L.デンツァ:フニクリ・フニクラ (テューバ紹介)
♪H.フィルモア:ラッサストロンボーン (トロンボーン紹介)
♪V.エワルド:金管五重奏曲第1番より第3楽章
【レポート】
演奏者が子どもたちにとって馴染みのある音楽を演奏する時、あるいは楽器の紹介をするとき、子どもたちは楽しげにしていました。
演奏者たちの表現力はもちろん、紹介者としてのMC力の高さ所以だと思いました。特に、グループ名「BUZZFIVE」の由来の解説や、楽器の発音原理に関する説明などはユーモアに富んでいました。
また、子どもたちは高い集中力で、興味津々に演奏と説明を聞いている様子が感じられました。それには意識的に距離を縮めるように、各楽器の奏者がメインの曲でそれぞれ前に出て演奏をしていることが効果的だと思いました。またMC担当の演奏者が、フレンチホルンの由来など質問を投げかけることも子どもたちの興味を引き立てたと考えられます。
「うわ」、「わお」、「ああ!」、「えっ!」など自分の感情を表す声がよく聞こえました。
演奏者による音楽の実験(フレンチホルンの右手の役割)や、モーツァルト、ロッシーニなどクラシック演奏家の話、あるいはホルンの管の長さが7m、チューバは重さが15kgといった音楽学&音楽史に関連する知識を教えるコーナーも効果的だったと思いました。
(2022年度インターン 王 涵宇 )
【子どもたちのアンケートより】(抜粋)
●指の動きがはやいのにちゃんとできていたのがすごいと思いました。ホルンの右手を入れる理由がすごいよくわかってよかったです。
●最後の曲がすごい興味をひかれました。あのわくわくしたかんじとるんるんなかんじがくせになりました。
●テューバの音が低くてびっくりしました!ブラスバンドで1階だけもったことがあるのですがすごくおもかったし、ボタンに指がとどかなくていきつぎも難しかったのにえがおでふいていてすごいと思いました。
●トランペットが息ぴったりで練習は大切だと思った。
●トロンボーンのスライドの音が楽しかったです。
●今まできいていた音楽と全くちがったので夢中になりました。
●全ての楽器がいい役わりをしていた!今後もこのようなコンサートをみてみたいと思いました。