トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2018年11月20日(火)
10:00-10:15/10:40-11:00/11:15-11:45
出演 弦楽四重奏[松原勝也/松谷萌江(ヴァイオリン) 鶴友見(ヴィオラ) 饗庭萌子(チェロ)]
概要 実施会場:中央区立晴海こども園 遊戯室
対象者:0歳児~5歳児計5組
人数:150名
助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

プロフィール

松原勝也 ヴァイオリン  Matsubara Katsuya
東京藝術大学在学中に安宅賞受賞。ティボール・ヴァルガ国際コンクール、クライスラー国際コンクール等で上位入賞。第17回中島健蔵音楽賞、第55回文化庁芸術祭新人賞受賞。89~98年まで新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める。01年よりNPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール主催の若い演奏家のための弦楽セミナーをプロデュース。東京藝術大学音楽学部教授。
松谷萌江 ヴァイオリン  Matsutani Moe
神奈川県横浜市出身。5歳よりヴァイオリンを始め、これまでに磯部夕佳里、松宮麻希子、松原勝也、景山誠治、齋藤真知亜の各氏に師事。室内楽を齋藤真知亜、百武由紀、山口裕之、横山俊朗の各氏に師事。東京音楽大学を卒業し、現在はフリー奏者としてオーケストラや室内楽を中心に活動中。鎌倉ジュニアオーケストラ、ヤマハ大村楽器、横浜オーケストラ倶楽部各講師。
鶴友見 ヴィオラ  Tsuru Tomomi
2010年国立音楽大学演奏学科ヴィオラ専攻卒業、ならびに室内楽コース修了。在学中Gluckカルテットを結成し、第6・7章プロジェクトQに参加。第4回横浜国際音楽コンクール第3位。第33回霧島国際音楽祭賞受賞。PMF・小澤征爾音楽塾・Lucerne Festival Academy・MMCJに参加。サントリーホール室内楽アカデミー第1期生。桐朋学園オーケストラアカデミー研修課程修了。
饗庭萌子 チェロ  Aiba Moeko
4歳より米国にてジェニファー・ヤン氏の元でチェロを始める。神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て東京藝術大学卒業。霧島国際音楽祭、MMCJ 2017やSMA2018に日本よりメンバーとして選抜される。AllegroVivo音楽祭にてLaszlo Fenyöのクラスを修了。横浜信用金庫で結成されたAquamarin Quartetの専属チェリスト。フィリップ・ミュレール、フランス・ヘルメルソン、堤剛の各氏のマスタークラスを受講。チェロを菊地知也、西谷牧人、中木健二の各氏に師事。

レポート

【プログラム】

ロジャーズ:エーデルワイス
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番より 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
ヴォルフ:イタリア風セレナード
J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲 より「アリア」

【レポート】

<0~2歳児>

演奏者の方々が登場してきた時は、何が始まるのかな、というような顔をしている子が多かったのですが、演奏が始まると笑顔が増えて、みんな演奏者の方を見て楽しそうに聴いているように感じられました。

IMG_6749 - コピー.jpgヴォルフの「イタリア風セレナード」は演奏者の方々が立って演奏したのですが、演奏者の方々の顔が見えやすかったためか、子ども達の笑顔も増えたように思いました。

演奏が終わって演奏者の方々が退場するときに、笑顔でバイバイと言いながら手をふっていた子もいて、演奏の前と後で演奏者の方々と子ども達の心の距離がぐっと縮まったように感じられました。

<3歳児>

色々な楽器を持った綺麗なドレス姿の演奏者の方々が登場して、こうした音楽会を初めて間近で見ることが子どもたちの興味を引いたのではないかと思いました。

元気な挨拶から始まり、一つ一つのことや物に興味を示していて、これから起こることをワクワクして待っているように感じられました。

IMG_6776 - コピー.jpg元気に色々とお話ししていた子どもたちが、演奏が始まるとみんな静かに集中し、中には手拍子をしながら聴いている子もいました。

演奏者の語りかけによって物語として聴いてもらった音楽(チャイコフスキーの「アンダンテカンタービレ」とヴォルフの「イタリア風セレナード」)では、演奏者の方の「どんな島だった?」、「何があった?」という問いかけに元気よく声が飛びかい、どんなものを想像しながら演奏を聴いていたのかがよく分かりました。物語の中で、演奏者の方の「一緒に冒険しよう」という言葉から始まる「イタリア風セレナード」の演奏が、いっきに子どもたちを惹きつけたように感じました。

<4~5歳児>

楽器紹介で一つ一つの楽器に対して、自分が知っているいろいろな楽器の名前を言ってみるなど、子どもたちは積極的に発言をしていました。それぞれの楽器の大きさや色の違いを比較し、音色に対しても特徴をつかんでいるように感じられました。また楽器紹介でそれぞれ弾いてくださった曲は、「ぞうさん」など子どもでもよく知っている曲だったので、より親しみを感じているように感じられました。また、それぞれの楽器の音域や音色を比べやすかったのかなと思いました。

IMG_6832 - コピー.jpg

(インターン梅野真理子 観察レポートより)