トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
Menu

レポート

基本情報

日時 2018年6月28日(木)
〇箏体験 (1)9:35~10:20/(2)10:25~11:10
〇ミニコンサート 11:30~12:15
出演 日本音楽集団
米澤浩(尺八)、熊沢栄利子(箏)
概要 実施会場:江東区立有明小学校 ランチルーム
対象者:小学校4年生
人数:合計44名(1組22名 / 2組22名)
助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 
    独立行政法人日本芸術文化振興会

プロフィール

日本音楽集団(邦楽アンサンブル)    Pro Musica Nipponia
1964年創立。伝統的な日本の楽器である、箏・尺八・三味線・琵琶・胡弓・笛、小鼓・太鼓などの打楽器、笙・篳篥などの雅楽器による和楽器オーケストラです。和楽器数十名と指揮者による大合奏は迫力満点です。
現在では、定期演奏会を中心に、全国各地での公演、教育機関での音楽鑑賞会、録音・放送・映画・演劇などさまざまな分野で演奏活動を行っています。
海外では、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国、東南アジア、オーストラリア等、31ヵ国151都市で公演を実施。アイザック・スターン、ヨー・ヨー・マや、ゲヴァントハウス・オーケストラ、ニューヨークフィルとの共演を実現、海外でも高い評価を得ています。
文化庁芸術祭大賞、第2回音楽之友社賞、レミー・マタン音楽賞、モービル音楽賞など、受賞履歴多数。
http://www.promusica.or.jp
米澤浩(尺八)  Yonezawa Hiroshi
宮田耕八朗氏に師事。78年日本音楽集団入団。 内外のオーケストラとの共演経験も多く、現在に至るまで200公演以上の海外実績を持つ。コンサート活動の他、演劇・放送音楽、市民文化講座やワークショップ、専門的な講習会の講師も務めるなど活動の幅は広い。2001年より箏の熊沢栄利子と開始した海外ツアーは、欧州・中米等14カ国で70公演を越える。
現在、尺八トリオ《575》メンバー、日本音楽集団団員、 (財)地域創造邦楽地域活性化事業コーディネーター、《島根邦楽集団》顧問。
HP http://yonezawa.art.coocan.jp
FB https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst
熊沢栄利子(箏)  Kumazawa Eriko
砂崎知子氏に師事。NHK邦楽技能者育成会卒。1978年日本音楽集団入団。81年NHKオーディション合格。2001年から尺八の米澤浩と開始した海外ツアーは、欧州・中米等14カ国で70公演を越える他、韓国のソウル国立国楽管絃楽団・大邱市立国楽管絃楽団とコンチェルトで共演するなど、東西を問わず活動の場は広い。 又、2006年に箏体験ワークショップ《YKプログラム》を考案し、邦楽器の体験普及にも尽力している。
現在、日本音楽集団団員、《島根邦楽集団》顧問、生田流宮城社教師。
HP http://zipangu.com/kumazawa
FB https://www.facebook.com/Yonezawa.Kumazawa.Inst

レポート

【プログラム】

■お箏体験(45分間)

■ミニコンサート(45分間)
♪六段の調(八橋検校)
♪鹿の遠音(古典本曲)
♪春の海(宮城道雄)
♪双魚譜 4章(吉松隆)


【レポート】 

最初に米澤さんから「楽器はまたいではいけない、またいだペアは体験を中止する」という話があり、大切にしようという気持ちと、体験を終わらせたくないという思いが湧いたのか、子ども達はきりっとした表情で楽器を眺める様子でした。

箏体験では、熊沢先生の手元を大きなモニターで映して見せながら箏の演奏において大事な、力を込めて大きな音で、息を合わせて弾くことを教えていきます。

180608_ariakesyo_1.jpg

「意外と難しい!」
いい音を出すにはコツがいるということを学び、実際に体験することで、演奏者のもつ技術がどのようであるかを体感した子ども達。

合奏の中で音が揃った時は、自分の知っている箏の音と自分たちが鳴らした音が重なったことで「あ!これだ!」と喜んでいるようでした。

体験終了後はたくさん褒めてもらいながら演奏することで、弾けるようになったという達成感を感じるとともに、箏に対して一層関心をもったからか、「もっと弾きたい!」「箏欲しい!」と声が上がっていました。

180608_ariakesyo_1.jpg

ミニコンサートでは、知っている曲はノリノリで体を揺さぶりながら聴く様子、知らない曲でも深く聴き入り、奏法の変化にによる音の変化に反応している様子が見られました。演奏の前に曲に対する具体的なエピソードや技法の説明があり、曲想をイメージしたり、曲を理解しやすかったのだと思います。

また、楽器がとても近い距離にあり、演奏者の気迫を近くで感じられました。

(サポーター 西江美月 観察レポートより)