トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2018年7月17日(火)14:00~14:30/14:45~15:15
出演 浜まゆみ(マリンバ) クリス・フロー(パーカッション)
概要 実施会場:中央区立子ども発達支援センターゆりのき内
対象者:1~5歳の親子
人数:各20組
助成等:文化庁 文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会

プロフィール

浜まゆみ(マリンバ)  Mayumi Hama, marimba
桐朋学園大学音楽学部演奏学科打楽器科マリンバ専攻を首席で卒業。同大学研究科修了後、アメリカミシガン大学打楽器科大学院留学。1999年、第2回世界マリンバコンクール第2位。ユニバーサル・マリンバ・フェスティバル(ベルギー)、台北国際パーカッションコンベンション(台湾)、第6回世界マリンバコンクール・シュトゥットガルト2012(ドイツ)にマリンバ・アンサンブル・ジャパン(MEJ)のメンバーとして出演。一般財団法人地域創造の登録アーティストとして全国各地にてアウトリーチやコンサートを行っている。ソロCD“Soundscapes”は各誌で高い評価を受けている。2010年、マリンバ・デュオCD「The Breath of the Tree」をリリース。マリンバを安倍圭子、Michael Udow、打楽器を佐野恭一、Michael Gouldの各氏に師事。オフィシャルサイトhttp://www.h-mayumi.com
クリス・フロー(パーカッション)  Christopher Froh, percussion
サンフランシスコ・コンテンポラリー・ミュージック・プレイヤーズ、 エンピリアン・アンサンブル、 ルートストック・パーカッション、サンフランシスコ・チェンバー・オーケストラのメンバーとして、これまでに15ケ国の作曲家による100以上もの室内楽とソロ曲を初演している。また、カーネギーホールにてサンフランシスコ交響楽団との共演、ステム・グローブ・フェスティバルにてバリ島の芸能グループ「Gamelan Sekar Jaya」との共演、アメリカ映画制作会社「スカイウォーカーランチ」でのビデオゲームのレコーディング等、幅広い活動を行っている。CDも多数リリース。これまでに、北京現代音楽祭、Nuovi Spazi Musicali、 Music@Menloにソリストとして招聘されるなど、日本、中国、トルコ、ヨーロッパ、アメリカ等でフェスティバルやリサイタルに多数出演。ミシガン大学、イーストマン音楽学校、桐朋学園大学で学び、桐朋学園大学では、マリンバのパイオニアである安倍圭子氏に師事。現在はカリフォルニア大学デイビス校とカリフォルニア州立大学サクラメント校にて打楽器と室内楽を指導している。

レポート

【プログラム】

F. ミーチャム:アメリカン・パトロール

W. ロッゲンカンプ:アフリカン・ブルース

アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌

リムスキー=コルサコフ(M. レス編):熊蜂の飛行

モーツァルト:トルコ行進曲

A. ハチャトゥリアン:剣の舞

【レポート】 

「ゆりのき」は福祉型児童発達支援センターとして、平成30年4月に開設された施設です。

今回は、1回目は主に1~2歳児と保護者の方、2回目は主に3~5歳児と保護者の方を対象にアウトリーチを実施しました。

所長のあいさつの後、アコーディオンカーテンを閉めたまま、浜さんとクリスさんが演奏を開始。アコーディオンカーテンをそろそろと開けると、1回目では保護者、特にお母さま方が目を輝かせていました。2回目ではそれまで騒がしかった子どもたちがピタッと静かになり、楽器と演奏者を食い入るように見入っていました。楽器や演奏者の姿を見せないまま、音だけが聞こえる状態を作ったため「どんな楽器なんだろう?」「どんな人がどんな風に演奏しているんだろう?」というわくわく感で盛り上がり、子どもたちの集中力が高まったのだと思います。

マリンバの鍵盤を触っての振動体験では、子どもも保護者もびっくりしたり笑ったりとみんな楽しんでいる様子でした。

「ロンドンデリーの歌」では、浜さんが「世界中でいろいろな歌詞をつけて歌われている曲ですが、そのほとんどが親が子どもを想う気持ちを歌にしているんですよ」と話されてから演奏をされたので、保護者の方々は曲を聴きながらほっとした感じを持たれている雰囲気を感じました。

全員が鈴を持って参加をした「トルコ行進曲(モーツァルト)」では1回目では保護者は子どもを抱っこしながら、2回目では保護者も子どもも一緒になって鈴を鳴らして全身で音楽を感じていました。

最後の「剣の舞(ハチャトゥリアン)」では、特に2回目は「楽器の前まで出てきて聴いていいよ」と言ったので、子どもたちがかぶりつきで演奏を見て、体が自然に反応して打楽器をたたくような腕の動きをしていたのが印象的でした。

サポーターH.H 観察レポートより