トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2014年11月14日(金)
出演 中村ゆか里 鈴木由美 西村友里亜 和泉景子
概要 実施会場:中央区立晴海こども園
対象者:1歳~5歳
人数:1歳15/2歳18/3歳35/4歳35/5歳35名(0歳12名)
助成等:平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

プロフィール

中村ゆか里  (ゆかり おねえさん・ヴァイオリン)
5才からヴァイオリンを始めました。パリ国立高等音楽院卒業。江戸川新人コンクール 第1位、他多数入賞。東京芸大付属60周年記念コンサートのソリストに選ばれる。映画『のだめカンタービレ パリ編』の吹替えなどに出演。13年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」を受けました。いまは桐朋音楽大学付属などでヴァイオリンを教えています。
鈴木由美  (ゆみ おねえさん・ヴァイオリン)
3才からヴァイオリンを始めました。洗足学園音楽大学を卒業。卒業時に優秀賞受賞。第4回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。2008-09年兵庫芸術文化センター管弦楽団アソシエイトプレイヤー。12年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」を受けました。いまは洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団で首席ヴァイオリン奏者をしています。
西村友里亜  (ゆりあ おねえさん・ヴィオラ)
3才からヴァイオリンを始めました。東京芸術大学を卒業。ドイツ国立マンハイム音楽大学オーケストラ科卒業。第6回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門第2位。2011-12年カールスルーエ・バーデン州立歌劇場の研修団員として働き、13年春に日本に帰ってきました。13年トリトン・アーツ・ネットワーク「室内楽アウトリーチセミナー」を受けました。
和泉景子  (けいこ おねえさん・チェロ)
11才からチェロを始めました。東京芸術大学附属音楽高校を経て、東京芸術大学を卒業。第6回泉の森ジュニアチェロコンクール銅賞。09年トリトン・アーツ・ネットワークの「アドヴェントセミナー」を、13年に「室内楽アウトリーチセミナー」を受けました。卒業してからはオーケストラ、室内楽、チェロを教えたりしています。

レポート

第一生命ホールがある晴海トリトンスクエアから歩いて数分、トリトン・アーツ・ネットワークのご近所「晴海こども園」で初めてアウトリーチを行いました。出演は、アウトリーチセミナーで研鑽を積んだ修了生達による弦楽四重奏。

木のぬくもりに包まれた明るい園に到着すると、玄関にいた子ども達が次々と「おはよう」「何しにきたの?」楽器のケースを指して「これなあに?」と嬉しそうに話しかけてくれました。

0~2歳対象の回は15分間。まずは園長先生から「今日は楽しいコンサートですよ」とご挨拶。拍手に迎えられて出演者が入場しました。自己紹介の後、一曲目は運動会で聞いた曲。演奏が始まると、どの子も真剣に耳を澄ましています。後ろの方で椅子に座っている2歳児クラスの子ども達は、次々立ち上がって、演奏する姿を見つめていました。元気な部分になるとクスクス笑う子がちらほら。楽器紹介ではチェロを見て「おっきい!」の声。演奏に合わせて体操する場面では元気にジャンプ。ベートーヴェンではリズムに合わせて体を揺らす子、手を叩く子、それぞれの感性で音楽を楽しんでくれている様子が見られました。

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3歳になると、こども園では短時間保育が始まり、クラスが35人に増えました。全員小さな椅子に座って演奏者がご挨拶をすると「おはようございます」「よろしくお願いします」と元気にお返事がかえってきます。ドレス姿には「わーすごい」「きれい!」と次々と声があがりました。「運動会メドレー」が始まると、思わず座りながら体を動かしたり、自然に手拍子をしている子が。お喋りが得意になった3歳児クラスの子ども達は、楽器の名前や、質問にも元気に答えてくれました。ヴァイオリンの紹介で演奏したワルツィング・キャットでは「聞こえてきた動物の鳴き声は何かな」と聞くと「ネコ~!!!」と答える子がたくさん。演奏を聴き感じてくれている様子に出演者が驚く場面もありました。

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4~5歳の子ども達には、しっかり聞ける30分のプログラム。他のクラスでは無かったドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」も聴いてもらいました。曲の雰囲気が変わると演奏者をじっと見つめて、お友達同士「すごいね」「早いね」とささやいたり先生の顔を見上げたり、子ども達が集中して聴いている様子が伝わってきます。体操のコーナーでは0~3歳に負けないくらいの元気に加えて、音楽に合わせて振り付け通り上手に体を動かし、最後のポーズまで楽しんでいる様子が見られました。

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どのクラスもプログラムの最後は「晴海こども園のうた」。みんなが大好きな園歌を大きな声で歌って、楽しいコンサートは幕を閉じました。