トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2014年9月19日(金)10:50~11:50
出演 TANBRASS(たんぶらす)
亀山真司/松木亜希(トランペット) 髙橋朋子(ホルン) 佐々木匡史(トロンボーン)
仁藤雄貴(テューバ) 五田詩朗(打楽器)
概要 実施会場:豊海小学校 音楽室
対象者: 小学4年生2クラス
人数:  66名
助成/後援:中央区文化・国際交流振興協会
      平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

プロフィール

TANBRASS  (金管五重奏+打楽器)
2011年12月に結成。NPO法人トリトン・アーツ・ネットワークのコミュニティ活動に参加、クラシックの名曲からジャズまで幅広いレパートリーで、小学校などでの公演で好評を得ている。
 亀山 真司  (トランペット)
千葉県出身。10歳よりトランペットを始める。武蔵野音楽大学卒業。 同大学主催の千葉県新人演奏会に出演。 久保義一、水口透の両氏に師事。 浜松国際管楽器アカデミーにてロバート・サリバン氏に師事。現在フリートランペット奏者として都内のオーケストラ、吹奏楽団にエキストラとして出演。 BRASSBEAT、TWCCに所属。
 松木 亜希  (トランペット)
武蔵野音楽大学、アムステルダム音楽院卒業。Orquestra do Norte(ポルトガル)首席トランペット奏者を経て2013年1月よりフリーランス奏者として日本で活動を始める。
留学中、The World Orchestra(JMWO) メンバーとしてスペインツアーに参加。アムステルダム音楽院にてブラスアンサンブルメンバーに選抜され、シカゴ、ドイツツアーに参加。
トランペットを橋本洋、フリッツ・ダムロウに師事。金管合奏団「宴」、A-brassに所属。
 髙橋 朋子  (ホルン)
神奈川県生まれ。神奈川県立座間高等学校卒業後、洗足学園音楽大学卒業。現在フリーランス。これまでに、ホルンを山岸博、西條貴人、イルジー・ハヴリークの各氏に師事。室内楽を秋山鴻市、立花千春、三輪純生、山岸博、吉田将、東京メトロポリタンブラスクインテットの各氏に師事。CD「7人のホルン奏者によるソロ曲集Vol.2」に出演。卒業後はフリー奏者としてエキストラや演奏要員として活動中。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団首席ホルン奏者。神奈川県立座間高等学校吹奏楽部講師。
 佐々木 匡史  (トロンボーン)
1983年生まれ、神奈川県野庭高等学校中退、武蔵野音楽大学卒業、卒業演奏会に出演。ブロードウェイミュージカル「Dreamgirls」「West Side Story」日本公演、Disney On Classic2012に参加。これまでにトロンボーンを、鍵和田道男、神谷敏、桑田晃、佐藤洋樹、春山和雄の各氏に、室内楽をR.ボボ氏に師事。オーケストラ、劇団四季、宝塚などのミュージカル、ビッグバンド、スタジオワークなど多方面で活動中。金管合奏団「宴」主宰。
 仁藤 雄貴  (テューバ)
山形県出身。テューバを西田宏、八尾健介、舟越道郎、大塚哲也の各氏に師事。洗足学園音楽大学卒業。第3回日本ジュニア管打楽器コンクール第3位(銅賞)。日本ユーフォニアム・テューバ協会(JETA)第2回四重奏コンクール第2位。現在、フリーランスとしてオーケストラ、吹奏楽、室内楽を中心に活動中。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員。洗足学園音楽大学および高等学校音楽科演奏補助要員。桐朋学園大学嘱託演奏員。ヤマハ株式会社講師。
 五田 詩朗  (打楽器)
洗足学園音楽大学卒業。在学中より、オーケストラを中心に音楽活動を開始。
2005年には、NHK交響楽団ヨーロッパ公演にエキストラ奏者として同行する。また、打楽器アンサンブルによる保育施設等への訪問演奏を始めとした、幼児向けの演奏家活動も積極的に行う。2008年より横浜市青葉台フィリアホールでの「よちよちワークショップ」に企画・出演する。

レポート

この日は4年生2クラスに対して金管五重奏と打楽器のアウトリーチコンサートが行われました。期待を膨らませて座っている子どもたちの前に演奏者が入場し、1曲目の「プロムナード(アンダーソン)」の演奏で始まりました。ほとんどの子どもたちはお行儀よく聴いていますが、中には早くも膝でリズムをとっている男の子がいます。演奏が終わると、トロンボーン奏者の佐々木さんがグループ紹介や曲についてお話をしました。

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次にホルン奏者の高橋さんが、「楽器の音はどうやって出すのか分かりますか?」と子どもたちに問いかけましたが、リコーダーのように吹けば音が出ると思っていた子どもたちは、バズィングという唇を震わせる奏法で音を出す事を知り、とても驚いた様子でした。子どもたちの興味を引き出したところで演奏したのは、「星に願いを」でした。

次に佐々木さんがトロンボーンの楽器説明をして、スライドを動かしながら子どもたちの近くを回りました。大きな音に耳を塞ぐ子や、音の高低に笑い出す子どもなど様々な反応を見せていました。演奏はトロンボーンの特性を生かした「ラッサス・トロンボーン(フィルモア)」でした。

次にチューバ奏者の仁藤さんが楽器説明をして、「動物の謝肉祭より‘象’(サン=サーンス)」を演奏しました。時折ベルの先を子どもに向けて、チューバの低音をダイレクトに感じさせていました。

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そしてトランペット奏者の亀山さんが楽器説明をした後、「次の曲はトランペットが3人必要だけど、今日は2人しかいないんだ。」と困っていると、豊海小学校音楽の山本先生がトランペットを持って登場し、サプライズで共演となりました。曲は「トランペット吹きの休日(アンダーソン)」です。子どもたちはワクワクした表情で聴いていました。

そして次は楽器体験コーナーです。10人の子どもたちがトランペット・ホルン・トロンボーン・チューバの各楽器の音出しに挑戦して、みんな何とか音を出すことに成功しました。それから全員でバズィングを練習してから、TANBRASSの「バズィング・ワルツ」に合わせて共演しました。

次に打楽器奏者の五田さんが、小太鼓を両手のスティックで交互に2回ずつ叩く演奏法を紹介し、「僕は長年修行したからこの技を習得しました。みんなは膝を打つ事で一緒に勝負しよう!」と言いました。「そんな事は簡単!」と思って膝を叩く子どもたちも、次第に速くなり、全く追いつけなくなると、「スゲー!」と声があがり、その早技に大盛り上りでした。演奏はドラムの技法を生かした「スイングしなけりゃ意味ないね(デューク・エリントン)」でした。

最後は音楽の授業でも扱う「サウンド・オブ・ミュージック」から「サウンド・オブ・ミュージック」「ドレミの歌」「エーデルワイス」「すべての山を登れ」と、アンコールに「リパブリック讃歌」を演奏して、この日のプログラムは終了しました。「金管楽器に興味を持った人?」と言う問いかけに、多くの子どもたちが手を挙げました。この日は楽しそうにノリノリで手拍子する姿や子ども同士目を見合わせて笑う姿など、楽しさを共有している子どもの姿が多く見ることができたアウトリーチでした。
サポーター 鈴木香代子