「かんたん？むずかしい？弾いてみた～い！弦楽器」は子どもゆめ基金の助成を受けて実施をする小学生対象の弦楽器体験ワークショップです。子どもの体験用弦楽器はJPモルガンより寄贈されたものです。
2006年度より実施していますが、今年度は中央区内の５つの児童館で実施をしました。

応募の小学生はどの児童館も低学年が多く、１、２年生の好奇心旺盛さが覗えます。
まずはプロの演奏する弦楽器の音色を聴いてもらい、次にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの特徴や弾き方について説明すると、これから自分たちが体験するためかみんな真剣な表情で聞き入っている様子でした。その後、各楽器に分かれて２０分間の体験コーナー。楽器を持つ時はおっかなびっくりの表情が、第一音が出ると笑顔になり楽しそうに自由に体験をしていました。次は５人ずつ前に出てきて、演奏家の演奏する音楽に合わせて開放弦を弾くと即席合奏団の出来上がり。一緒に演奏し終わった後の子どもたちの嬉しそうな顔が印象的でした。最後にもう一度弦楽四重奏の音楽を聴きワークショップは終了しました。身近に自由に音楽を楽しむ心を持って欲しいと思います。