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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2012年3月1日(木)
出演 TAN BRASS
[吉野雄貴/横木彬子(トランペット) 髙橋朋子(ホルン)
 佐々木匡史(トロンボーン) 仁藤雄貴(チューバ) 五田詩朗(打楽器)]
概要 中央区立久松小学校 4年生(2クラス)56名
助成・後援:中央区文化・国際交流振興協会
補助:文化庁 優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業

レポート

 TANBRASS(タンブラス)はTAN(トリトン・アーツ・ネットワーク)のコミュニティ活動の中で結成された金管五重奏と打楽器編成のグループです。今回は小学校4年生向けのアウトリーチ用にプログラムを組み立てました。

最初のオリンピックファンファーレでは、金管楽器らしい響きに子どもたちの「わ~」という感嘆の声が聞こえました。楽器紹介では一つ一つの楽器の仕組みを説明し、それぞれ音色の特徴がわかる曲を演奏すると、その違いがよくわかったようでみんな納得をした顔をしていました。
次は「管楽器クラブに入っていない子にも楽器のことを知って欲しい」という先生の要望で楽器体験コーナーを実施。まずは全員でくちびるを震わせる練習をしてから、代表者が挑戦すると、ちゃんと音が出たことに感動した様子。

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トロンボーン佐々木匡史さんの楽しいトークに、子どもたちはどんどん惹き付けられ、「ブラボー」と「アンコール拍手」の説明を挟んで最後の曲を演奏し終わると、盛大な拍手と共に「ブラボー!」「ブラボー!」の声があちこちからあがりました。自然と出てきた歓声に、子どもたちの音楽を純粋に受け取る柔軟な心を見るようでした。
この先も音楽に感動して「ブラボー」と言った気持ちを忘れないでいって欲しいと思います。

プロフィール

吉野 雄貴(トランペット)   
千葉県出身。洗足学園音楽大学卒業。第24回ヤマハ管楽器新人演奏会出演。トランペットを津堅直弘、高橋敦、内藤知裕、杉本正毅の各氏に師事。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員。4月より航空自衛隊音楽隊入隊予定。
横木 彬子(トランペット)  
武蔵野音楽大学卒業。トランペットを戸部豊氏に師事。室内楽をロジャー・ボボ氏に師事。現在フリーランスのトランペット奏者として活動中。
髙橋 朋子(ホルン)  
神奈川県生まれ。神奈川県立座間高等学校卒業後、洗足学園音楽大学卒業。現在フリーランス。
これまでに、ホルンを山岸博、西條貴人、イルジー・ハヴリークの各氏に師事。室内楽を秋山鴻市、立花千春、三輪純生、山岸博、吉田将、東京メトロポリタンブラスクインテットの各氏に師事。
CD「7人のホルン奏者によるソロ曲集Vol.2」に出演。卒業後はフリー奏者としてエキストラや演奏要員として活動中。
洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団首席ホルン奏者。神奈川県立座間高等学校吹奏楽部講師。
佐々木 匡史(トロンボーン)  
15歳よりトロンボーンを始める。 神奈川県立野庭高等学校中退、武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会に出演。 これまでにトロンボーンを鍵和田道男、桑田晃、佐藤洋樹、春山和雄の各氏に、室内楽をロジャー・ボボ氏に師事。 劇団四季・宝塚歌劇団などのミュージカル、ビッグバンド、オーケストラ、スタジオワークとジャンルを問わず多方面で活動中。 室内楽では金管合奏団「宴」主宰、swat trombone quartetメンバー。 今年度桐朋学園大学嘱託演奏員。
仁藤 雄貴(テューバ)  
山形県出身。テューバを西田宏、八尾健介、舟越道郎、大塚哲也の各氏に師事。洗足学園音楽大学卒業。第3回日本ジュニア管打楽器コンクール第3位(銅賞)。日本ユーフォニアム・テューバ協会(JETA)第2回四重奏コンクール第2位。現在、フリーランスとしてオーケストラ、吹奏楽、室内楽を中心に活動中。洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団団員。洗足学園音楽大学および高等学校音楽科演奏補助要員。桐朋学園大学嘱託演奏員。ヤマハ株式会社講師。
五田 詩朗(打楽器)  
洗足学園音楽大学卒業。在学中より、オーケストラを中心に音楽活動を開始。
2005年には、NHK交響楽団ヨーロッパ公演にエキストラ奏者として同行する。また、打楽器アンサンブルによる保育施設等への訪問演奏を始めとした、幼児向けの演奏家活動も積極的に行う。
2008年より横浜市青葉台フィリアホールでの「よちよちワークショップ」に企画・出演する。