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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

アウトリーチ

4年生はじめてのクラシック
 浜まゆみ(マリンバ)&
 小林拡史(打楽器)

中央区立日本橋小学校

基本情報

日時 2025年9月29日(月)45分間(1クラスずつ)
出演 浜まゆみ(マリンバ)小林拡史(打楽器)
概要 対象者:4年生 
人数:84名

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】

♪M.シュミット:ガーナイア
♪リムスキー=コルサコフ作曲/M.レス編曲:熊蜂の飛行
♪A. ゴメス & M.ライフ:レインダンス
♪M.メンケ:アイネ クライネ ティッシュムジーク
♪Z.アブレウ:ティコティコ
♪A.ピアソラ作曲/E.サミュ編曲:リベルタンゴ ~マリンバのための変奏曲~ 


【レポート】

 浜さんはトーキングドラム、小林さんはジャンベを手に登場。リズムのコール&レスポンスのあと、1曲目の「ガーナイア」の演奏が始まりました。そこでは小林さんが子どもたち一人一人とジャンベで挨拶を交わし、子どもたちが叩いたリズムを小林さんが真似しました。ある子どもは大きな音、またある子どもは優しい音、また別の子どもは素早く叩いてみたりと、色々な挨拶がありました。順番を待っている子どもたちは早く自分も叩きたい様子で、みんな一瞬で音楽の世界に惹き込まれていきました。カット済_IMG_0160.jpg 1曲目が終わると楽器紹介タイム。浜さんの気さくな問いかけに子どもたちは積極的に発言していて、興味深々の様子でした。木琴はみんな授業で触ったことがあるとのことでしたが、形は似ていても木琴より遥かに大きなマリンバには驚いていた様子でした。その後の振動体験で子どもたちはマリンバ・楽器の音が鳴る仕組みを身をもって体感しました。想像以上の振動にみんなかなりびっくりしていて、痛かったという子どももいれば中には気持ちよかったと感じた子どももいたようです。
 3曲目の「レインダンス」では小林さんがユニークな楽器を沢山使って雨の様々な情景を表現しました。子どもたちはそれぞれの楽器がどんな様子を表現しているのかを想像しながら聴いていました。特にウィンドチャイムが表現しているものに関して、太陽がキラキラ輝いたり、虹が出たり、雲から光がさしたりなど、子どもたち、浜さん、そして演奏した小林さんで様々な感じ方があったのが印象的でした。IMG_0201.jpg 5曲目「ティコティコ」で子どもたちは浜さんと小林さんの演奏に合わせてボディパーカッションで共演しました。音楽に合わせる動きに最初は少々苦戦している様子もありましたが、段々と慣れていき身体を使ってみんなで一緒に演奏することをとても楽しんでいました。カット済_IMG_0147.JPG  すっかりマリンバや打楽器の虜になった子どもたち、最後の曲「リベルタンゴ」では自由な位置で2人の演奏を鑑賞しました。間近でプロの演奏を聴ける機会は本当に貴重だと思います。圧巻の演奏にみんな釘付けになっていました。
  音の振動を体感してみたり、一緒に演奏してみたり、間近で音楽を聴いてみたりなど、音と音楽の楽しさを様々な面から知ることができたとても充実した機会でした。。

(トリトンアーツ 2025年度インターン Y. Y. 観察レポートより)


【子どもたちのアンケートより抜粋】

●今度楽器を買って演奏してみたい。なぜなら音楽が終わった後、みんなが笑顔だったからです。
●迫力がとてもあった。初めて触った楽器があって楽しかった。マレットを4本も持って演奏するのがすごかった。座れる楽器があってびっくりした。
●音楽で自然を再現できるとこを知った。
●ジャンベであいさつしたのが楽しかった。
●コンサートという感じがしなくて浜さんや小林さんと一緒に音楽を感じている感じだった。
●いろんな打楽器がでてきて楽しくなってきた。

プロフィール

浜まゆみ(マリンバ)  
桐朋学園大学音楽学部演奏学科打楽器科マリンバ専攻を首席で卒業。同大学研究科修了後、アメリカミシガン大学打楽器科大学院留学。1999年、第2回世界マリンバコンクール第2位。これまでに東京交響楽団との共演、Percussive Arts Society コンベンション(テキサス、米国)“Time for Marimba”にて招聘演奏・パネリストとして出席。The University of California Davis(米国)、チアパス州立芸術科学大学(メキシコ)、The University of Michigan(米国)、California State University, Fresno(米国)、Denison University(米国)にて演奏・マスタークラスを行う。第1回ラテンアメリカマリンバコンクールにて審査委員を務める。国内外で演奏活動を行なう傍らでトークを交えながら幅広い層に親しめるサロンコンサートも行なっている。
小林拡史(打楽器)  
桐朋学園大学音楽学部演奏学科打楽器専攻を卒業。大学を卒業した後、オランダ・ロッテルダム音楽院のジャズ科で学び、ヨーロッパで録音やライブの演奏活動を始めました。現在は主に国内を中心にドラムセットの演奏をメインとした、タレントのバックバンドやライブサポート、また自身のバンドでのライブ活動なども行っています。クラシック、打楽器アンサンブルやカホン、ジャンベなど民族打楽器も演奏します。

(C)photo by yuka yamaji