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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2025年3月4日(火)9:35~10:20/11:25~12:10
出演 どやどや楽団 (打楽器三重奏)
 戸崎可梨 富田真以子 蓮實志帆
概要 対象者:2年生
人数:121名

助成:助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

レポート

【プログラム】
♪L.Dauwalder:The Ice Cream Suite Rag
♪A.I.Khachaturian:剣の舞
♪L.v.Beethoven(編曲:HAYATO,HIRO(→Pia-no-jaC←)):第九
~小物打楽器 二重奏コーナー~
  ♪富田真以子:tridori(トライアングル)
  ♪伊藤康英:ジャグリング・ジャグラーズ(カスタネット)
  ♪B.Lopez:Conversation(タンバリン)
♪B.Whelan:Firedance
♪嶋崎雄斗:Battle for the ground
♪W.Roggenkamp:African Blues
♪宮川彬良:マツケンサンバⅡ
♪B.Whelan:Riverdance


【レポート】

■オープニングは軽やかなマリンバの音で「The Ice Cream Suite Rag」を演奏。柔らかな音が、教室中に響きわたり、その美しいマリンバの音に集中しながら聴き入っていました。

■二曲目「剣の舞」の紹介をした時には、生徒たちもこの曲を知っていたようで、始まる前に生徒同士で話していました。とても速いテンポのマリンバにドラムも加わり、ドラマチックに終わりました。演奏中は、マリンバを打つ速さに生徒たちがずっと注目していました。

●IMG_6005.JPG■次に、ベートーヴェン「第九」交響曲をロック調アレンジした曲を演奏。「よろこびの歌」のテーマは、ほとんどの生徒さんが知っているようでしたが、マリンバやドラムの演奏で全く別の曲に変化したのを感心しながら聴き入っていました。

■蓮實さんが、マリンバの音が響く仕組みや、マレットを紹介。毛糸がたくさん巻かれたマレットと、小ぶりのマレットで同じメロディーを弾き比べてみると、その音色の違いに生徒さんは皆、驚いていました。

■次は身近な小物楽器を取り上げたコーナー。リーダーの富田さんが作曲したトライアングル二重奏「tridori」の演奏では、叩く場所や響きを自在に変えていろいろな音色を奏で、まるでトライアングルで二人が対話しているようでした。

●IMG_6010.JPG 生徒さんたちは、はじめトライアングルを見たときに、これだけ?という表情をしていましたが、トライアングルの音の豊かなバリエーションと二人が楽器で対話する様子を注目しながら聴いていました。
カスタネット二重奏「ジャグリング・ジャグラーズ」では、富田さん、戸崎さんがカスタネットを二つずつ持ち、手のひらで叩くだけではなく、指や、体の色々な所を使って音を鳴らして音色を変えていて、その様子を真似しながら聴いている生徒さんもいました。最後は、タンバリン二重奏「Conversation」。タンバリンを振ったり、叩いたり、指でこすったりと、演奏の仕方で音が変わる面白さを楽しんでいました。

■「Battle for the ground」は、太鼓5台を3人で演奏。太鼓を、体全体でダンスにように踊って叩く迫力あるエネルギッシュな音に、生徒は圧倒されているようでした。

●IMG_6021.JPG■「African Blues」では、富田さんがアフリカの民芸楽器「ジャンベ」を鳴らして練り歩きながら演奏。「ジャンベ」は教室中に通る音で、太鼓の皮はヤギの皮という話には驚きの声が上がっていました。

■次の「マツケンサンバⅡ」は、生徒たちも良く知っている曲のようで、一緒に手拍子をしながら聴いてくれました。曲の途中のコール&レスポンスでは、リズムを真似したり、声を出したりしながら、会場の雰囲気も一挙に盛り上がり、演奏者と一体となって楽しんでいました。終わった後の拍手も一段と大きくなりました。

■最後の曲「Riverdance」は、前曲とは変わって落ち着いた雰囲気のマリンバの演奏から始まり、だんだんとドラムスも入って複雑なリズムや多様に変化していくマリンバの音色にじっくり耳を傾けていました。

●IMG_6068.JPG 2クラス合同で聴いてもらった今回のアウトリーチでは、生徒さんたちが少し遠慮しているようにも見えましたが、誰もが触ったことのあるカスタネットやトライアングルなどの身近な楽器も含め、多彩な打楽器がそれぞれに様々な音色や表現ができることを身近に体験してもらった貴重な機会だったかと思います。

(トリトンアーツサポーター 塚田 寛 観察レポートより)


【生徒の感想より抜粋】

●打楽器だけで作る音色でとても美しいものができると感心しました。とくにトライアングルの部分に感心し、響きをもたせたり、共鳴させたりして、2つのトライアングルだけで音楽を作れているのが感動しました。

●今までコンサートとは物静かで退屈そうなイメージがあった。しかし今回のコンサートを聴いてみて、まるで自分たちが一緒に演奏しているかのような楽しい雰囲気になった。

●家にあるようなカスタネットの叩き方を知れたので、家でやってみようと思い、さらに楽器の楽しさを知りもっと音楽が好きになりました。音楽の自由さや幅広さが改めて分かりました。

●「リバーダンス」ではとても速く難しい曲調なのに、シーンに合わせて表現を変えて演奏していて、とても惹き込まれました。最後の盛り上がる所の迫力がとてもかっこよかったです。

プロフィール

どやどや楽団 (打楽器三重奏)  
戸崎可梨 Tozaki Karin
富田真以子 Tomita Maico
蓮實志帆 Hasumi Shiho

2012年、洗足学園音楽大学打楽器コース在学時に結成。 マリンバ、ヴィブラフォン等の鍵盤打楽器やスティールパン、ドラムスを中心とした編成で、70~80年代の洋楽ロック、ポップス、ジャズ、クラシックなど多様な音楽をオリジナルアレンジで何でも演奏。クラシックをベースとした確かな演奏技術と、楽器の特性・楽曲の魅力を生かしたアレンジは好評を得ている。また審査会にて応募総数246組のうち音楽部門10組のひとつに選ばれ、東京都公認の路上パフォーマー「ヘブンアーティスト」として都内各所でライブを行なっており、国籍・性別・年齢問わず人気を集めている。パーティーや披露宴など各種イベントでの演奏や、施設やホールなどで親子に向けた打楽器コンサート・ワークショップの開催、また都内ライブハウスにてワンマンライブを行うなど、様々なシーンで精力的に活動中。