| 日時 | 2025年1月23日(木)9:40~10:25/10:45~11:30 |
|---|---|
| 出演 |
TANBRASS(金管五重奏+打楽器) 松木亜希/永井綾子(トランペット)藤田麻理絵(ホルン)佐々木匡史(トロンボーン)仁藤雄貴(テューバ)川島佑介(打楽器) |
| 概要 |
対象者:4年生 人数:183名 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪アンダーソン:プロムナード
♪アンダーソン:トランペット吹きの休日
♪モーツァルト:ホルン協奏曲第3番第2楽章
♪ローマン:バイエルン・ポルカ
♪サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」より「象」
♪五田 詩朗:バズィング・ワルツ
~リズム(8beat)体験~
♪ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
♪豊洲北小学校・校歌~いつも元気~
♪昔話三太郎メドレー
【レポート】
まず全管楽器はどうやって音を出すかの質問を児童に投げかけられた。「吹く」との返事があり、出演者がその通りやってみるが、音は鳴らない。それから唇を震わせることで音が出ることを説明され、発見に驚いた様子。
トランペット・ホルン・トロンボーン・チューバの管の長さの違いをホースで見せ、先にマウスピースを付けて音を出してみせた。 長さの違いが音の高低に関係することが目で見てわかりやすく確かめられ、児童は身を乗り出すように興味津々でパフォーマンスを見つめていた。バズィング・ワルツの演奏前には、バズィングの仕方が児童に伝授された。児童はそれぞれ唇の端に指をあて、息で「ブーン!」という音を出す練習を行って、お互い顔を見つめ合いながら楽しそうだった。
組曲「動物の謝肉祭」より「象」は曲名を伏せて演奏され、チューバの低い音からなんの動物を連想するか問いかけられた。色々な動物の名前(ブタ・カメ等)が出て、子どもの想像力の豊かさを感じた。
ドラムセットの紹介の時には、8ビートの叩き方を一緒にやってみようと呼びかけられた。両手と右足を使い、身体全体でリズムを刻む練習を全員楽しそうにやっていた。リズムを獲得できたかな?
演奏者と聴き手の距離感が密であり、質問にはすぐ反応し、最初から両者一緒に楽しもうとする空気があった。曲のリズムに合わせ、身体を動かしたり、校歌では心底嬉しそうにジャンプをしたり、アンコール曲の軽快なリズムには皆が自然に手拍子で応えていた。両者一体になった生演奏に「良いアウトリーチだった」との思いを強くした。
(トリトンアーツサポーター 横内信子 観察レポートより)
【子どもたちのアンケートより】
●楽器の名前は聞いたことがあったけど見たことないものが多かったです。いろんな音がまざって、すごいいい曲になっていました。
●校歌がすごく良かったです。私たちもいっしょに歌えたのが楽しかったです!
●メドレーは心が動かされました。とても感動しました。