日時 |
2018年8月24日(金) 10:00~11:00 13:00~14:00 15:00~16:00 |
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出演 | 講師:日本音楽集団 原郷隆(尺八)/神保有生(篠笛)/簑田弘大・長井麻江(三味線)/久保田晶子・藤高理恵子(琵琶) |
概要 |
実施会場:第一生命ホール リハーサル室 対象者:小学生 人数:37名 主催:特定非営利活動法人日本音楽集団 認定NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール |
9月1日に第一生命ホールで行われる日本音楽集団(和楽器オーケストラ)第225回定期演奏会の事前ワークショップを開催しました。
ワークショップでは、小学生の子どもたちが、尺八、篠笛、三味線、琵琶の4つの楽器を体験。講師は、日本音楽集団から、原郷 隆さん(尺八)、神保 有生さん(篠笛)、簑田 弘大さん・長井 麻江さん(三味線)、久保田 晶子さん・藤高 理恵子さん(琵琶)の6名が来てくださいました。
前半は、楽器を知ってもらおうと、講師から楽器ごとに音の出る原理、材質、演奏する際のコツ、どの場面で使われる楽器なのかなどを説明がありました。
例えば、琵琶は「お話を盛り上げるために音をつける楽器」、篠笛は「歌舞伎やお祭りで使われている楽器」、尺八は「音の音色の変え方は息のスピードや口の中の大きさで変わるよ」、三味線は「バチを弾いたり、すくいあげたりして音を鳴らす」などなど。
講師が一つひとつ丁寧に説明を進めていくと、子どもたちには楽器を見つめながら真剣に聞いていました。デモ演奏もあり、どんな音がでるのかも聞いてもらいました。
後半は、実際に4つの楽器を子どもたちが体験。
琵琶や三味線は、1つ1つ弦を鳴らしていったり、その楽器の特別な奏法をやってみたりなど、楽器から出てくる音を楽しみながら体験していました。
篠笛と尺八は音を出すのがとても難しい楽器で、まず音を出すのにとても苦戦していましたが、講師の先生が、口の形や息の入れ方などを子供達にわかりやすく教えくださっていて、子どもたちも諦めず、一生懸命吹こうとしていました。
どの楽器も持ち方から丁寧に指導されていたので、初めて触れる和楽器も音を鳴らすことを楽しんでいました。1時間のワークショップで、和楽器の様々な魅力を味わってもらいました。
(インターン 神田 成美 レポートより)