トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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レポート

基本情報

日時 2018年7月28日(土)14:00~16:00
出演 講師:東混カルテット[岡田 眞弥(ソプラノ) 小林祐美(アルト) 志村一繁(テノール) 佐々木武彦(バス)] (東京混声合唱団より)
若月直子(ピアノ)
概要 実施会場:晴海トリトンスクエアX棟会議室
対象者:中央区在住・在学の小学生と保護者
人数:26名
主催:中央区地域家庭教育推進協議会

プロフィール

東京混声合唱団  The Philharmonic Chorus of Tokyo
1956年、東京芸術大学声楽科の卒業生によってつくられた、日本を代表するプロの合唱団です。文化庁主催公演をはじめ、小・中・高等学校での鑑賞音楽教室や、東京・大阪での定期演奏会、各地方では特別演奏会、海外公演、オーケストラとの共演、オペラへの出演など、年間約200回もの公演を行っています。また、テレビやラジオへの出演、レコーディングなどでも幅広く活動しています。

レポート

【内容】

[第1部]
■オープニング 《気球に乗ってどこまでも》
■メンバー自己紹介
■世界のうた
-インドネシア/ラササヤンゲ
-ベラルーシ/ボゴロディツェ デーヴォ
-中国/茉莉花
-ロシア/カリンカ
-台湾/高山青
-フィリピン/ココナッツナッツ
-日本/赤とんぼ
[第2部]
■みんなで歌おう~ワークショップ~
-体操/発声/輪唱・パートナーソング体験
-楽曲を通しての合唱体験《小さな世界》をうたおう
-質問コーナー
■エンディング《翼をください》

【レポート】

 共催で公演を一緒に行っている東京混声合唱団のメンバーによるワークショップを行いました。これは、中央区家庭教育学習会の一環として実施し、同時期に行われていた東京国際合唱コンクールのフォルクロア部門の鑑賞とあわせて、合唱の魅力を小学生と保護者のみなさんに体感して頂きました。IMG_4235 - コピー.JPG
 前半は、フォルクロア部門に出場する合唱団の国の歌を中心に、美しい合唱曲を聴いて頂きました。中国の可憐で優雅な曲や、ロシアの民族舞踊を思い出させる軽やかな曲など、どのような国なのかという紹介とともに楽しんで頂きました。世界地図と曲のタイトルが記載されたプログラムに、どこの国の曲かを書いてもらう時間もありました。えんぴつをすらすらと動かしているお子さまや、お父さん・お母さんに確認しながら書いているお子さまも見られました。
 休憩を挟んで、後半はワークショップでした。まずは、しっかり立って息を吸って吐く方法から。それから、良い・大きな声が出せるように、お相撲さんの“しこ”のように片足を上げ、振り下ろすと同時に「よいしょ」と掛け声をかけてもらいました。最初は小さな声のお子さまもいましたが、何度か続けるうちに全員がお腹の底から大きな力強い声が出せるようになりました。IMG_4257 - コピー.JPG
 次は、短い歌を、団員に続いて歌って覚えました。2つのグループに分かれて、少しずらして歌うと、美しい輪唱になりました。
 続く、パートナーソングでは、「しょうじょう寺の狸ばやし」と「かたつむり」を同時に歌いました。異なる歌が1つの歌のように綺麗に重なって聴こえました。特に、2つの歌の最後の音が同じなので、最後の音ではみんなの歌声がぴたっと重なりました。大勢で歌った時、歌声が重なった時の美しさや連帯感が合唱の大きな魅力ですと教えてもらいました。確かに、4人の合唱団メンバーは、ピアニストも含め、みなさんがお互いの音を聴き、息をあわせて歌っていました。IMG_4271 - コピー.JPG
 子どもたちも良く知っている「小さな世界」も、同じ曲の中で前半部分と後半部分を同時に歌うと、先ほどのパートナーソングのように、まるで合唱曲のようにはもって美しく聴こえるという事で、先ほど分かれたグループで、それぞれ別の部分を一緒に歌いました。最初は、つられないように、一緒のグループの団員さんの声ばかりを聴いて歌いましたが、慣れてくると、「隣のグループが何を歌っているかを聴きながら歌うと、もっと楽しくなるよ。」と教えてもらいました。
 合唱団のサポートもあり、合唱のコツをつかめたようで、みんなの歌声は、楽しく、たからかに響きました。
 最後に、メンバーによる≪翼をください≫を聴いて頂きました。特に保護者のみなさんの心に強く響いたようでした。
 プロによる合唱のワークショップを通して、1人で歌ったり、学校のお友だちと歌う時には得られない、誰もが気軽に参加できる合唱の魅力を存分に楽しんでもらえたことでしょう。

[トリトンアーツ スタッフ]