日本そしてヨーロッパのオペラハウスの客席を熱狂させたテノール歌手の中島康晴さんが、満を持して第一生命ホールに初登場します。
中島康晴さんは東京藝術大学を首席で卒業後、ヴェルディ国立音楽院へ留学。ヴェルディ『オベルト』リッカルド役で日本人テノールとして初めてミラノ・スカラ座に26歳の若さで主役デビューを飾り、以後スカラ座にこれまで7演目に主役で出演。ジェノヴァのカルロ・フェリーチェ歌劇場、ベルガモのドニゼッティ歌劇場、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、パルマ・レージョ劇場、フランクフルト歌劇場、ミシガンオペラなど世界の歌劇場で活躍を続けてきました。現在もミラノに居を構え、今年は8月にドイツ・バッドアイプリングの音楽祭でブゾーニ作曲『トゥーランドット』のカラフ役を歌い高い評価を受けました。
今回のリサイタルはオペラ・アリアを中心に、ソプラノの天羽明惠さんとのドニゼッティの名デュエット2曲をちりばめた盛りだくさんのプログラム。中島康晴さんの日本人離れした歌声をお聴きください。
中島康晴さんからのメッセージ こんにちは、ミラノから中島康晴です。
今回のコンサートでは有名なオペラ・アリアやナポリ民謡でイタリアの風をたっぷり感じてください。
その他日本の歌、シューベルトのアヴェ・マリアなど耳に馴染んだ曲も予定しています。
ヨーロッパのオペラ劇場で鍛えた本場の歌唱芸術をぜひお楽しみください。